横浜FC、13シーズンぶりのJ1昇格!J1参入PO進出は大宮、徳島、甲府、山形に決定。水戸は1ゴール及ばず…

2019年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

皆川のPKで先制、齋藤功が追加点

皆川のPKで横浜FCが先制。後半にも齋藤功がゴールを決めて愛媛を突き放し、J1昇格を決めた。写真:滝川敏之

 J2リーグは11月24日、最終節の11試合が14時からの全試合同時刻開催で行なわれ、横浜FCがJ1自動昇格の残る1枠を手中に収めた。

 ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた横浜FC対愛媛FCは、先発に中村俊輔、皆川佑介の元日本代表勢が名を連ねたホームの横浜FCが主導権を握る。32分には、ペナルティエリア内で皆川がファウルを受けPKを獲得。これを皆川が自ら沈めて横浜FCが先制する。後半に入ってもリズムを手放さなかった横浜FCは52分、松尾佑介のクロスに反応した齋藤功佑がワントラップシュートでネットを揺らし追加点。横浜FCが愛媛を突き放す。ホームチームはこのままリードを守り切り、2-0で勝利。勝点を79に伸ばして2位を確定し、13シーズンぶりのJ1復帰を決めた。また、この試合で三浦知良が87分に途中出場。4月7日以来の出場を果たしている。

 一方3位の大宮アルディージャは、アウェーでツエーゲン金沢と対戦。立ち上がりの14分に渡部大輔が幸先よく先制点を決めたものの、71分に清原翔平に同点弾を叩き込まれ、そのままタイムアップ。1-1の引き分けで勝点75で全日程を終了。3位でJ1参入プレーオフに回ることとなった。

 その他、J1参入プレーオフに回るのは、徳島ヴォルティス、ヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形となった。徳島はレノファ山口に3-0で勝利、甲府はFC琉球に2-0で勝利して勝点3を積み上げ、徳島は勝点73、甲府は同71とした。また山形はFC町田ゼルビアに1-2で敗れ、ファジアーノ岡山に1-0で勝利した水戸ホーリーホックと勝点70で並び、得失点差も19で並んだが、得点数で上回った(山形は59得点、水戸は56得点)。水戸は岡山戦であと1点取れれば得失点差で上回っただけに、無念の今季終戦となった。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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