600人の熱烈サポーターが前日練習に集結
第2レグでの勝利を誓った槙野。サポーターたちの後押しに己を奮い立たせた。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
勝つしかない状況に追い込まれ、"浦和の男"が燃えている。
11月24日に行なわれるアジア・チャンピオンズリーグ決勝の第2レグを前日にし、浦和レッズの面々は大原サッカー場で、およそ1時間の練習に臨んだ。
現地時間11月9日に行なわれた第1レグでは、敵地でアル・ヒラルに0-1と敗戦。本拠地の埼玉スタジアムでの第2レグでは2点差以上での勝利が求められる状況だ。
1点でもアウェーゴールを奪われれば、より瀬戸際に追い込まれるだけに、難しいゲーム運びが求められる。そんな大一番を前に大原サッカー場には、早朝からおよそ600人の熱狂的なサポーターたちが集結し、選手たちに発破をかけた。
そんななかで、大黒柱の一人でもある槙野智章は、「自分たちが明日やらなければならないことっていうのは、頭の中で整理はできてます」と語り、大勢のサポーターたちがかけつけたことに感銘を受けた様子で、己を奮い立たせた。
「(サポーターたちがいる環境)これが浦和の強みだと思いますし、自分たちの力以上のモノを引き出すためには、これだけの方のサポートがあるっていうことをピッチ上で表現しなければいけないと思います。明日は浦和に関わる全ての人たちにとって素晴らしい日になるように僕たちは表現するだけ」
11月24日に行なわれるアジア・チャンピオンズリーグ決勝の第2レグを前日にし、浦和レッズの面々は大原サッカー場で、およそ1時間の練習に臨んだ。
現地時間11月9日に行なわれた第1レグでは、敵地でアル・ヒラルに0-1と敗戦。本拠地の埼玉スタジアムでの第2レグでは2点差以上での勝利が求められる状況だ。
1点でもアウェーゴールを奪われれば、より瀬戸際に追い込まれるだけに、難しいゲーム運びが求められる。そんな大一番を前に大原サッカー場には、早朝からおよそ600人の熱狂的なサポーターたちが集結し、選手たちに発破をかけた。
そんななかで、大黒柱の一人でもある槙野智章は、「自分たちが明日やらなければならないことっていうのは、頭の中で整理はできてます」と語り、大勢のサポーターたちがかけつけたことに感銘を受けた様子で、己を奮い立たせた。
「(サポーターたちがいる環境)これが浦和の強みだと思いますし、自分たちの力以上のモノを引き出すためには、これだけの方のサポートがあるっていうことをピッチ上で表現しなければいけないと思います。明日は浦和に関わる全ての人たちにとって素晴らしい日になるように僕たちは表現するだけ」
さらに、アウェーゴールを許しているなか、三度目の戴冠へ2点差をつけなくてはいけないという難しい条件でのゲームプランについて槙野は、「ここで明かすこともない」と前置きしたうえで、次のように続けた。
「ゲームプランはしっかりと叩き込んでますし、90分もしくは120分、PK戦までの考えも頭に入れなくてはいけないと思ってます。ただ、自分たちがやるべきことは分かってますし、まず、僕たちは点を取りに行かなきゃいけない姿勢を持つことが大事になると思います」
言わずもがな、今季最大の大一番へ意気込んだ槙野は、最後にこう結んだ。
「僕らはこれまでもたくさんのドラマを埼玉スタジアムで起こしてきましたし、奇跡とも言われる逆転劇を演じてきたので、自分たちにとっての0-1というのは、そんなにマイナスだとは思ってないです。
見えない力が働いてるとも思うんですけど、そういったなかで、厳しい試合を幾度となくこなしてきた自信と経験が自分たちを奮い立たせてくれると思う。この雰囲気をプレーに落とし込めてるのは事実ですし、それだけの自信がある」
正真正銘のファイナルに闘志を燃やした槙野のパフォーマンスに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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