マジョルカ久保建英、アウェー初得点を演出するも2試合連発ならず。終了間際に決定的チャンスを迎えたが…

2019年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

惜しいシュートも2本あった

2試合連発はならなかった久保。決定機を作り出したが……。(C) Rafa HUERTA

 現地時間11月22日に行なわれたラ・リーガ第14節で、久保建英を擁する16位のマジョルカが、12位のレバンテと敵地で対戦した。前節のビジャレアル戦で待望のリーガ初ゴールを決めた久保は、U-22日本代表戦帰りにもかかわらず、4-4-2の左サイドハーフで3試合連続のスタメンを飾った。

 立ち上がりに、ペースを握ったのはアウェーのマジョルカ。5分には右SBサストレのクロスに対し、エリア内に入り込んだ久保が詰めるも、シュートには持ち込めない。12分にはその日本代表MFが鮮やかなフェイントで2人を抜いてゴールに迫ったが、ミスキックでチャンスを作り出せない。

 20分過ぎから徐々にレバンテの圧力を受けるようになり、36分にはマジョラルにヘッドで狙われるも、GKレイナが余裕を持ってキャッチ。前半をスコアレスで折り返す。

 後半に入って52分、アーリークロスにロジェールがヘッドで合わせ、レバンテが均衡を破る。その6分後、ゴール正面でパスを受けた久保が、DFを一瞬でかわしてシュート。前節を想起させるような一撃だったが、GKの正面を突いた。

 迎えた65分、エリア内の右サイドでボール収めた久保が、サストレに絶妙のパス。この右SBの折り返しをダニ・ロドリゲスが詰めて、同点に追い付く。マジョルカはこれがアウェーでの今シーズン初得点となった。

 振り出しに戻したのも束の間、73分にロチーナに弾丸ミドルを決められ、再び突き放される。

 終盤、ダニ・ロドリゲスに頭突きをしたカンパーニャが退場となり、数的有利となったマジョルカは、猛攻を仕掛ける。後半アディショナルタイムには、久保が惜しいシュートを放つも、GKの好セーブで防がれる。さらにこの26番のパスからチャンスが生まれるたが、シュートはバーを叩いて万事休した。1-2で敗れたマジョルカは、2試合ぶりの黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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