【ラ・リーガ2部】香川真司は痛恨のシュートミス。岡崎慎司がフル出場のウエスカも自動昇格圏から陥落…

2019年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中交代の香川は悔し気な表情を

決定機を決め切れなかった香川。動き自体は悪くなかったが……。(C)Mutsu KAWAMORI

 スペインのラ・リーガ2部は11月16~17日に第16節が行なわれた。

 岡崎慎司の所属する2位のウエスカは、敵地で4位のフエンラブラダとの上位対決。11戦連続スタメンの岡崎は、いつも通り4-3-3のCFに入った。

 12分にCKからあっさりと先制を許したウエスカは、37分に右サイドからのクロスに岡崎がヘッドで合わせたものの、GKの正面を突く。このまま1点ビハインドで前半を終えると、53分にオウンゴールで追加点を奪われる。
 
 その3分後にクリスト・ゴンサレスがCKからゴールを奪い、1点を返したものの、75分にカウンターから中央を崩されて失点。78分に再びクリストのゴールで1点差に迫ったが、あと1点及ばず2-3で敗れた。この結果、フエンラブラダに抜かれ、4位に転落ししている。

 香川真司を擁する6位のサラゴサは、ホームで9位のアルバセーテと対戦。香川は4-2ー3-1のトップ下、セカンドトップに近い位置で2試合連続のスタメン出場を果たした。

 序盤からサラゴサが押し込む展開のなか、オフサイドになったとはいえ、立ち上がりにポスト直撃の左足シュートを放った香川は26分、左サイドでボールをキープし、敵に囲まれながらも絶妙のクロス。走り込んできたルイス・スアレスがDFと交錯して倒れるも、ノーファウルと判定され、PKはもらえなかった。

 スコアレスのまま迎えた64分、香川にビッグチャンスが訪れる。64分、相手のバックパスがこの日本代表MFに渡ってGKと1対1になるも、左足のシュートをポストに当ててしまう。決定機を逃した香川は、72分に途中交代。悔しそうな表情でベンチへと下がっていった。

 87分にはPKのチャンスを得ながらイニゴ・エグアラスが外してしまったサラゴサは、94分にセットプレーから痛恨の失点。圧倒的にゲームを支配しながらまさかの黒星を喫し、順位を10位まで下げている。

 日本代表に招集された柴崎岳がチームを離れた最下位のデポルティボは、GK山口瑠伊がベンチ入りしたエストレマドゥーラと対戦。0-2で敗れ、15戦未勝利が続いている。

 現地時間11月22~24日に開催される第17節の注目カードは、4位に転落したウエスカが9位のポンフェラディーナをホームに迎える一戦。ここ7試合負けがない上り調子の相手に、岡崎が今季4ゴール目を叩き込めるか。

●第16節の主な試合結果
フエンラブラダ 3–2 ウエスカ
エストレマドゥーラ  2–0 デポルティボ
サラゴサ    0–1 アルバセーテ

●第17節の主な対戦カード
[11月23日]
ラージョ・バジェカーノ vs サラゴサ
ラシン・サンタンデール vs エストレマドゥーラ
デポルティボ゙ vs アルコルコン
ウエスカ vs ポンフェラディーナ

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