「マドリーよりも興奮する」「記者はサッカーを知らない」ガレス・ベイルがウェールズ代表で心境を告白! メディアにも強烈なダメ出し

2019年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンディションの問題でクラブの戦列を離れているはずだが…

ウェールズ代表のエースとして奮起しているベイル。クラブでの立ち位置については…。 (C) Getty Images

 レアル・マドリーのガレス・ベイルは、コンディションの問題で戦列を離れている。それにもかかわらず、代表の招集に応じたことが、様々な議論を呼んでいるようだ。

 代表への合流については、チームメートのトニ・クロースも「ベストのタイミングじゃなかったかもしれない」と口にした。それだけに、今回の発言も物議を醸している。

 英衛星放送『Sky Sports』によると、ベイルはアゼルバイジャンとのEURO2020予選を前に、「代表でプレーするほうが、より興奮するのは確かだ」と述べた。

「ベテランの大半とはU-17のころから一緒だし、日曜に公園で友達とプレーするみたいだ。とても普通のことだよ。ウェールズなら自分の言葉で話せるし、より快適に思える」

 そのうえで、ベイルはこう主張した。

「でも、それによってピッチでやることが変わるわけじゃない。どこにいようと、ピッチでは常に100%を出し切る。そのために僕はいつも励んでいるんだ」

 そうは言うものの、ベイルのマドリーに対する思いが議論の対象になることは少なくない。OBのプレドラグ・ミヤトビッチも以前、ベイルが優先しているのは「ウェールズ、ゴルフ、それからマドリーの順だ」と話している。

 外野の声を、ベイル自身はSky Sportsのインタビュー中で「もう慣れた。気にしない」とコメント。メディアの報道には、厳しい言葉も突き付けた。

「僕が分かっているのは、記事を書く人のほとんどはサッカーのことを分かっていないということだ。彼らは何も知らない。だから、彼らが書く記事はおかしなことばかりさ。正直、書くべきじゃないとさえ思う。幸いにも、僕は送られたりとかしない限り、あまり記事を読まない。それもほんの一部に過ぎないね」

 今回のコメントは、マドリーやそのサポーターにどう受け止められるのか。スペインでの反発は免れないように思えるが…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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