11月14日、日本代表はカタール・ワールドカップ・アジア２次予選でキルギス代表と対戦した。
 
　試合は序盤こそ押し込まれる時間が続いた日本だが、ＧＫの権田修一を中心にゴールを守ると、40分、ゴール前に抜け出した南野拓実が相手ＧＫに倒されてＰＫを獲得。これを南野自身が落ち着いて右に決め、日本に先制点をもたらした。そのまま１－０で前半を折り返す。
 
　後半も攻め込まれるシーンこそあったものの、守備陣の集中した対応で耐えると、54分には原口元気のＦＫが直接決まった。試合はそのまま２－０でタイムアップ。アジア２次予選で４連勝を飾った。
 

　試合後、南野はテレビのフラッシュインタビューでＰＫの獲得シーンをこう振り返った。
 
「あそこのスペースにボールが来そうな感じがあったので、ＰＫにできて良かったです。（ＰＫは）決めてやろうという気持ちでした」
 
　このゴールで南野は史上初のワールドカップ予選開幕からの４戦連発を達成。さらに森保ジャパン最多の11ゴール目で、日本代表の貴重な得点源として地位を確立している。
 
　また、ワールドカップ・アジア２次予選で４連勝したことについては、「最低限の結果は出せたと思います」と厳しい表情で答えるも、「アウェーで難しい試合でしたけど勝てて良かったです」とホッとした感情もあったようだ。
 
 　好調を維持する南野はどこまでゴール記録を伸ばし、日本代表を勝利へ導いてくれるだろうか。非常に楽しみである。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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