【ラ・リーガ2部】岡崎慎司のゴールは幻に終わるもウエスカは2位に浮上! 先発復帰の香川真司は?

2019年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

幅広く動いてボールを引き出すも…

アルメリアとの上位対決に先発出場した香川。チャンスもあったが……。(C)Mutsu KAWAMORI

 スペインのラ・リーガ2部は11月8~10日に第15節が行なわれた。

 香川慎司が所属する5位のサラゴサは、今月4日に元レアル・マドリーのグティを新監督に迎えた2位アルメリアのホームに乗り込んだ。

 前節は腰痛のために招集メンバーから外れた香川は、先発に復帰。4-4-2の2トップの一角に入る。

 前半終了間際にセットプレーから先制を許したサラゴサは53分、香川がタイミングのいい飛び出しでパスを呼び込み、GKを浮き球でかわすも、このボールが大きくなってシュートに持ち込めなかった。23番は84分にもチャンスを迎えるが、シュートを枠に飛ばすことができず。この直後にアレックス・ブランコと代わってベンチに下がった。

 前半にチーム最高の走行距離(5.9キロ)を記録するなど、幅広く動き回った香川だったが、決定機を決めきることができなかった。試合は、66分にミゲル・リナレスが鋭いシュートでネットを揺らしたアウェーチームが追い付き、1-1のドローに終わっている。

 岡崎慎司の所属する4位のウエスカはホームで18位のオビエドと対戦。10戦連続スタメンとなった岡崎は、いつも通り4-3-3のCFで先発した。

 15分に先制したウエスカはその5分後、岡崎のプレスからボールを奪うと、クリストがドリブルで持ち込んでシュート。GKが弾いたところをミケル・リコが押し込み、追加点を挙げる。

 日本代表FWは68分にヘッドでネットを揺らすも、その前に味方にファウルがあったとしてゴールは認められない。さらに73分にもファン・カルロスが持ち込み、こぼれ球を岡崎がゴールに押し込んだものの、VAR診断の末にファン・カルロスがボールを受けた時点でオフサイドを取られ、またしても取り消しとなる。

 岡崎の2点は"幻し"に終わったものの、86分にM・リコがこの日2点目を挙げたウエスカが3-1で快勝。自動昇格圏の2位に浮上した。

 デポルティボの柴崎岳は3試合連続の出番なしで、チームは泥沼の14戦未勝利。前節に待望のリーガデビューを飾ったエストレマドゥーラのGK山口瑠伊は、再びバックアッパーに。チームは0-2で敗れている。

 インターナショナルウィークでもラ・リーガ2部は行なわれるため、第16節は現地11月16~17日に開催。注目は2位に浮上したウエスカは、4位のフエンラブラダのホームに乗り込む一戦だ。

●第15節の主な試合結果
ウエスカ   3–1 オビエド
ミランデス  2–0 エストレマドゥーラ 
デポルティボ 1–3 エルチェ
アルメリア  1–1 サラゴサ

●第16節の主な対戦カード
[11月16日]
フエンラブラダ vs ウエスカ
エストレマドゥーラ  vs デポルティボ
サラゴサ vs アルバセーテ

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