「素晴らしい初弾だ」「自信に満ち溢れている」リーガ初ゴールの久保建英をスペイン紙が絶賛!

2019年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官の祝福を受ける

待望の初ゴールを決めた久保を現地紙も称えた。(C)Mutsu KAWAMORI

 日本の18歳の初ゴールを、スペインのメディアも大きく扱っている。

 11月10日に行なわれたラ・リーガ第13節のビジャレアル戦で、久保建英がついにやってのけた。

 2試合連続スタメンとなった日本代表MFは、2-1と1点をリードして迎えた53分、ペナルティーエリアの外でアレイシ・フェバスからパスを受けると、左足を一閃。強烈なシュートを逆サイドのネットに突き刺し、リーガ初ゴールを決めてみせた。

 出場10試合目にして決めた待望の一撃は、森本貴幸(カターニャ)を抜く4大リーグにおける日本人の最年少得点記録。前半にも華麗な2人抜きでPKを奪取するなど、全3得点に絡んだ日本の若武者を、スペイン紙も称えている。

 マドリードに拠点を置く『AS』紙は、「レアル・マドリーからローン中のタケフサ・クボが素晴らしい初弾を決めた」としてこう綴った。

「18歳のクボは、ペナルティーエリアぎりぎりで緩いボールを受け、ワンタッチでコントロールすると、セルジオ・アセンホの伸ばした手が届かない、強烈な左足ショットを突き刺した。レアル・マドリーからレンタルされている彼が、10試合目の出場で(マジョルカの)島民にその存在を知らしめる印象的な一発だった」
 
 さらに、記事はこう続けている。

「まだ若いにもかかわらず、クボは自信に満ち溢れていて、(本拠地の)ソン・モイスでビジャレアルにあらゆる問題を引き起こした。66分に交代した時には、ホームの観衆から拍手が送られた。この才能のあるティーンエージャーにとって、忘れられない日になるだろう」

 待望の初ゴールで歴史に名を刻んだ久保。今後のパフォーマンスから、ますます目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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