「伝説の始まり」「この小さな才能を大切にすべき」久保建英のスペイン初ゴールに現地ファンも熱狂!

2019年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

鮮やかな左足弾!

左足で鮮烈な一撃を決めた久保。そのゴラッソには賛辞が相次いでいる。 (C) Mutsu Kawamori

 日本サッカー界期待の俊英に、ようやく初ゴールが飛び出した。

 現地時間11月10日に行なわれたラ・リーガ第13節で、本拠地ソン・モイスに難敵ビジャレアルを迎えたマジョルカは、3-1で4試合ぶりの勝利を挙げた。

 この試合で出色のパフォーマンスを披露したのが、マジョルカの日本代表MF久保建英だ。

 最初に見せ場を作ったのは11分だ。自ら蹴ったCKのクリアボールを足下に収めた久保は、華麗なドリブルで対峙したマーカーを瞬時にかわしてエリア内に進入。これに焦った相手MFビセンテ・イボーラのファウルを誘発し、見事にPKを獲得したのだ。このチャンスをラーゴ・ジュニオルが決め、マジョルカが先制に成功する。

 さらに久保の勢いは止まらない。2-1とリードして迎えた53分には、さらなる大仕事をやってのけるのだ。

 左サイドからのアレイシ・フェバスのパスを、ペナルティーエリアの外でボールを受けた久保は、迷わず得意の左足を振り抜く。この強烈なシュートが逆サイドのネットに突き刺さり、嬉しいラ・リーガ初ゴールを決めた。
 試合後、マジョルカの公式ツイッターには、熱烈なファンから久保に対するメッセージが殺到した。

「クボが最高のプレーをしたらこうなる」
「勝つなんて最高だ。オレ、オレ、オレ、タケ・クボ~」
「クボはやっぱり冬以降も残すべきだ」
「この小さな才能を我々は大切にすべき」
「伝説の始まりにすぎない」
「知ってる? これがクボだ」
「今日は最高に光っていた」
「ゴラッソというほかにない」

 10試合目の出場にして、待望の一発を決めた久保。U-22日本代表の一員として参戦する11月17日のU-22コロンビア戦には、最高の状態で合流できそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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