「プランをすべて無意味にする」「彼さえいなかったら…」 圧巻ハットトリックのメッシに敵将も脱帽!

2019年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサ指揮官も大黒柱に感嘆!

圧巻のFK弾2発を含むハットトリックでバルサを勝利に導いたメッシ。そのパフォーマンスには敵将も唸るばかりだ。 (C) Getty Images

 現地時間11月9日、ラ・リーガ第13節でバルセロナはセルタに4-1と快勝した。

 この試合で、ハットトリックを決め、チームを勝利に導いたのは、エースのリオネル・メッシだ。PKと2本のFKでセルタを沈めた。

 レバンテと対戦した前節にまさかの逆転負けを喫し、ミッドウィークのチャンピオンズ・リーグでも格下のスラビア・プラハとスコアレスドロー……。エルネスト・バルベルデ監督の進退が騒がれるなど、重い空気に包まれていたバルサだけに、それを払拭したメッシの活躍には改めて賛辞が寄せられている。

 米メディア『ESPN』によると、初陣でメッシの圧巻のパフォーマンスに屈したセルタのオスカル・ガルシア監督も、「彼がいたら決して試合をコントロールできない」と脱帽した。

「彼はコントロール不能だ。こちらのプランをすべて無意味にする」

 さらにガルシア監督は、「FKの効率は素晴らしい。とても成功率が高いんだ。そして、FKを与えないことなどできない。彼はひとりで試合を変えてしまう」と、メッシへの賛辞を続けた。

「彼がいなかったら、もっと違う試合になっていただろう。我々が勝つことだってできたかもしれない。彼がすべてを整えるんだよ。彼がボールを持つたびに、何かがあるかもしれないというのは分かる。だが、セットプレーはコントロールできない」

 一方、バルベルデ監督も「メッシに頼らないなど不可能だ」と、大黒柱に感嘆している。

「我々はメッシに頼っている。どのチームでも彼には頼るだろう。彼はすべてを照らしてくれるんだ。レオがいれば、どんなことも可能なんだよ」

 今シーズンは負傷で開幕から出遅れたメッシだが、これでリーガでは5試合連続の8ゴール目。得点ランク首位のカリム・ベンゼマに1ゴールと迫っている。絶対エースの力でバルサはさらに上昇していくのか。今後も注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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