横浜FCが自動昇格の2位に浮上!徳島との上位対決を1-0で制する

2019年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

徳島の連続無敗は12でストップ

今季初ゴールが決勝弾となった武田英二郎。写真:徳原隆元

 11月10日に、J2リーグは各地で第40節の9試合を開催した。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行なわれた、徳島ヴォルティス対横浜FCの一戦は、1-0でアウェーの横浜FCが勝利した。

 前日首位の柏が3-0で鹿児島に勝利したため、この試合、横浜FCが引き分け以下で終わると柏のJ1昇格が確定する。また、勝点67で5位の徳島、同70の3位横浜FCとの上位陣の直接対決で、得失点差に余裕があるとはいえ、横浜FCもプレーオフ出場が確定しているわけではないため、どちらも負けられない一戦でもある。

 試合は、横浜FCの2選手に前半からイエローカードが提示されるなど激しい競り合いが続く展開になっていたが、0-0のまま前半を折り返した。

 引き分けでは終われない両チームの均衡を崩したのは、横浜FCだった。76分に、右サイド深くまで侵入したMFの齋藤功佑がグラウンダーのクロスを供給すると、ファーサイドに走り込んだDFの武田英二郎が押し込み1-0と先制に成功する。

 その後の徳島の猛攻を上手く時間を使いながら、凌いだ横浜FCが1-0のまま試合終了を迎えた。

 この結果、横浜FCは今シーズン3度目の3連勝で、勝点73に伸ばし、同日引き分けで終わった大宮を得失点差で抜き、自動昇格となる2位に浮上。一方のホーム徳島は、この日まで12戦無敗の記録が途切れ、勝点67で6位に後退した。

 残り2試合となったJ2リーグ。次節横浜FCは敵地で岡山と対戦。徳島は、敵地で東京Vと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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