元マンU戦士が不振に喘ぐ古巣に「人を苛立たせる…」とチクリ! 「サッカーが最重要ではないと感じることがあった」

2019年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGでのプレーには満足感を示す

パリSGで充実の日々を送るアンデルは、古巣ユナイテッドでプレーしたときのことを振り返った。 (C) Getty Images

 今シーズンからパリ・サンジェルマンでプレーするアンデル・エレーラが、2014年6月から約5シーズンを過ごしたマンチェスター・ユナイテッドでの日々を回想した。

 エレーラはなぜユナイテッドとの契約を延長せず、花の都へ向かったのだろうか。本人のコメントを聞く限り、ユナイテッドというクラブに対する疑念が理由だったのかもしれない。

 米メディア『ESPN』によると、エレーラは、『So Foot』で「あの素晴らしいクラブで、自分はとてもハッピーだった。サポーターにはとても感謝している。正直、ユナイテッドではすごく幸せだったよ」と述べた。

「幸せだったけど、クラブにおいてサッカーがもっとも重要ではないと感じたことが何度かあった。比較はしたくない。僕に分かっているのは、ここではあらゆる面でサッカーに生きていると感じるということだ。そして僕はそれが好きなんだよ」

 さらに、エレーラは、「正直外から見ていると、パリSGには人を苛立たせるようなぜいたくな側面があるかもしれない」と続けている。

「でも、ここで僕たちは汗をかき、練習し、仕事をする。僕が練習場に着くと、理学療法士やフィジカルトレーナーたちがすでに仕事を始めているんだ。サッカー、サッカー、サッカーなんだよ」

 パリSGは、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ・16でユナイテッドに逆転負けを喫している。だが、エレーラは「自分はいなかったから、以前のことは話せない」と語った。

「ただ、加入してから、僕は自分がサッカーのことだけを考えているクラブにいると感じている」

 一連のコメントを受け、『ESPN』は、エレーラが、「レオナルドは毎日ここにいる」と話したことも紹介。ビジネス優先と批判されることもあるユナイテッドのエド・ウッドワードCEOに対する辛らつな言葉にも捉えられると報じている。

 はたして、ウッドワードを筆頭とするユナイテッド首脳陣は、エレーラの言葉をどのように受け止めただろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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