南野拓実先発のザルツブルク、注目19歳FWが4試合連続ゴールも、 敵地でナポリとドロー【CL】

2019年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ザルツブルクはGS突破へ可能性を残す

南野は決定機を逸するなどチャンスをものにすることができず。 (C) GEPA pictures/ Mathias Mandl

 現地時間11月5日、チャンピオンズ・リーグの第4節が各地で行なわれた。南野拓実が先発したレッドブル・ザルツブルクは、アウェーでナポリと対戦した。

 先制点は11分、ファン・ヒチャンがエリア内で倒されてPKを獲得すると、これを新星アーリング・ハーランドが決めてアウェーチームが早々に主導権を奪う。ハーランドはこれで開幕4試合連続ゴール、早くもCLで7点目を記録した。

 しかしホームチームは少しずつ攻勢を強めていく。両者の攻守が目まぐるしく入れ替わるなか、43分にイルビング・ロサーノによるゴールが決まり、前半は1-1で折り返す。

 後半にはいって先に攻勢を強めたのはザルツブルク。前線のハーランド、ヒチャン、南野を中心にナポリの最終ラインを崩しにかかるが、クリバリを中心とした最終ラインに阻まれ、あと一歩のところでフィニッシュの精度を欠く。

 59分にも決定機を迎えた南野だがこれを逃し、61分、アシメルと交代でピッチを退いた。

 一方のナポリは70分を経過してすでに23本以上のシュートを放つが、ことごとくゴール枠の上に浮かせてしまい、ザルツブルクの守備陣にとっては脅威となりきらない展開が続いた。

 両者その後もオープンな展開でお互いに決定機を作りながらも逸し、ドローのまま試合を終えた。

 勝点1を分け合い、ナポリは勝点8、ザルツブルクは勝点4ポイント。同グループのリバプールが首位に浮上し、ナポリは2位に。3位のザルツブルクは辛くもGS突破の可能性を残している。

 ザルツブルクは11月28日、再び伊東純也所属のヘンクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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