「マネはダイバーじゃない!」クロップ、マンCとのプレミア大一番を前にペップの指摘に反論

2019年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツ人の熱血漢はヘンク戦への集中を強調

自身の愛弟子であるマネ(右)に対する批判をクロップ(左)は一蹴した。 (C) Getty Images

 今シーズンのプレミアリーグのタイトル争いを大きく左右する一戦だけに、世間は早くも週末の大一番に注目している。首位リバプールが、勝点6差で2位につけるマンチェスター・シティを本拠地アンフィールドに迎えるビッグマッチだ。

 この大一番を前にシティを率いるジョゼップ・グアルディオラは、第11節のアストン・ビラ戦でのプレーが物議を醸したリバプールのサディオ・マネについて、「彼は時々ダイブする」と指摘した。

 これに対し、リバプールの指揮官ユルゲン・クロップは、現地時間11月4日の会見で、「彼がマネのことを言ったのか、我々全体のことを言ったのか、100パーセントの確信がない」と述べている。

「サディオの名前は耳にしなかったし、(他会場の)試合のことを(自分たちの試合後)すぐに知ることができたものなのか分からない」

 そのうえで、クロップは、「サディオはダイバーではないと言える」と続けた。

「アストン・ビラ戦では、コンタクトがあって倒れた場面があった。PKではなかったかもしれないが、コンタクトはあった」

 いずれにしても、クロップは、シティ戦の前に迎えるチャンピオンズ・リーグ(CL)に集中している。5日のヘンク戦に向け、ドイツ人の熱血漢は、「シティについて話すムードではない」と述べた。

「この3年間に選手たちが築いてきた物語は、我々が常に次の試合に集中していたからこそ可能だった。誰もシティ戦については考えていないし、私が彼らに『シティ戦は日曜だ。明日はヘンク戦だぞ』などと言う必要もない。私は選手たちを信じている」

 CLのグループEで2位につけるリバプールは、ヘンクを下して決勝トーナメント進出を引き寄せ、シティとの天王山に臨むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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