「なぜクボがベンチ要員なのかハッキリした」5試合ぶり先発の久保建英に地元紙が辛辣評価

2019年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

久々にスタメンも68分に交代

5試合ぶりに先発を飾ったものの、久保はアピールに至らなかった。(C) Rafa HUERTA

 現地時間11月3日に行なわれたラ・リーガ第12節で、バジャドリーのホームに乗り込んだマジョルカは、0‐3で完敗を喫した。

 前節、移籍後初めて出番をもらえなかった久保建英は、5試合ぶりにスタメン出場。いつも通り果敢に仕掛ける姿勢は見せたものの、インパクトを残せず。68分に交代を余儀なくされている。

 地元紙『Diario de Mallorca』はこの日本代表MFのパフォーマンスを紹介する記事を掲載。「クボがチャンスを手放す」という見出しをつけ、次のように綴っている。

「クボは、ビセンテ・モレーノ監督から与えられた、疑う余地のないそのクオリティーを示すチャンスを活かせなかった。この日本人選手が快適にプレーできるのはトップ下だが、この試合では右サイドに入った。8分や54分のプレーなど、中央に入ってきてチャンスを構築したが、どちらも仕留めてくれるストライカーはいなかった」
 
 そして、辛辣な言葉で記事を結んでいる。

「クボはもっと多くの要求に応えていかなければならない。この試合の控えめなパフォーマンスで、なぜ監督がスタメンで起用しないのかがハッキリした」

 18歳の俊英は、ここまで9試合に出場して0得点・1アシスト。この厳しい評価を覆すには、はやり決定的な仕事をするしかない。

 次節、日曜日に行なわれるビジャレアル戦では再びベンチスタートが予想されるが、短い時間で結果を残せるか。若武者の活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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