【選手権予選】月曜日の結果を速報! 鹿児島決勝は手に汗握る攻防戦の末に…

2019年11月04日 高校サッカーダイジェスト編集部

日章学園と神村学園がともに県3連覇を達成!

宮崎決勝は日章学園が宮崎日大を3-0で撃破。鈴木(右端)が2得点と気を吐いた。(C)SOCCER DIGEST

 11月4日、令和元年度の第98回全国高校サッカー選手権は全国各地で地区予選が開催され、九州の2県で新たに代表校が決まった。

 鹿児島決勝は神村学園と出水中央が激突。3連覇を目論む前者に対して、今季の県新人戦、インターハイ予選でともに決勝敗退を余儀なくされ、3度目の正直を狙う後者が果敢に挑んだ。がっぷり四つに組む拮抗した展開のなか、前半39分に神村学園の濱屋悠哉が先制点を奪う。後半に入って出水中央は大村龍之介のヘディング弾でいったんは同点に追いつくが、すぐさま神村学園はPKをゲットし、濱屋がふたたびこれを蹴り込んだ。

 残り10分、出水中央はロングスローなど得意のリスタートから怒涛の反撃に打って出るが、神村学園の堅守はなかなか崩れない。手に汗握る好勝負はこのままタイムアップを迎え、神村学園が7回目の選手権出場を掴んだ。

 かたや宮崎では日章学園と宮崎日大がファイナルで対峙した。一進一退の攻防戦は前半終了間際に均衡が破れる。日章学園はリスタートのチャンスから、味方が中央へ折り返した球を鈴木陽介が頭でねじ込んで先制に成功。後半は宮崎日大の攻勢に遭うもゴールを割らせず、逆にゲーム終盤、鈴木(後半32分)と日吉悠真(後半40+2分)が加点して突き放した。日章学園が3年連続15回目の本大会行きを決めている。

 これまでに選手権は13の代表校が確定し、専大北上、今治東の2校が晴れの初出場。本大会の組み分け抽選会は11月18日に開催され、予選最終日の福岡決勝(12月4日)を経て全48出場校が出揃う。開会式は例年通り、12月30日に駒沢陸上競技場で行なわれる予定だ。

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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