【J1採点&寸評】札幌3-0名古屋|MOMはルヴァン杯決勝から2戦連発の札幌MF! 8戦白星なしの名古屋は何が問題なのか?

2019年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――深井はパスでもリズムを生み出し攻撃を牽引

【警告】札幌=荒野(19分)、チャナティップ(80分) 名古屋=なし
【退場】札幌=なし 名古屋=吉田(69分)
【MAN OF THE MATCH】深井一希(札幌)

【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
スコアが示すほどにハイパフォーマンスだったわけではないが、先制すれば押しきれるいい面が出た。準優勝に終わったものの、ルヴァンカップ決勝を経たことによる自信も生まれているように感じてしまう。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 6.5
特に目立った場面はなかったが、時折訪れるピンチに対しても冷静に待ち構え、しっかりと対応していた。
 
DF
3 進藤亮佑 6
右ウイングバックが攻撃的なL・フェルナンデスだったこともあり、この日も比較的、後方でバランスを取ることを意識していた。
 
20 キム・ミンテ 6.5
自陣ゴール前での危険なミスもあったが、全体的には持ち前の闘争心で相手のパワーと対峙してみせた。
 
5 福森晃斗 6
パフォーマンスとしては低調なものに終始したが、セットプレーからしっかりと得点を呼び込んだのはさすが。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 6.5(87分OUT) 
相手の守備が手厚いこともあって、この日は敵陣深くでドリブル突破を仕掛ける回数があまり多くなかった。しかし最後に仕事をした。
 
MAN OF THE MATCH
8 深井一希 6.5
ルヴァンカップ決勝に続いてCKから得点をゲット。90分を通して、難しい時間帯がありながらもパスでリズムを生み出した。
 
27 荒野拓馬 5.5(78分OUT)
後方に引いて積極的にパスを受け、DF陣をサポートしたが、そこから先のプレーでアイデアを欠いていた。
 
4 菅 大輝 5.5   
序盤は積極性を感じたが、時間が進むにつれて相手のポジション取りに翻弄されてしまっていた。前田の仕掛けには歯が立たず。
 
11 アンデルソン・ロペス 5.5(64分OUT)
ボールに関わる積極的な姿勢は素晴らしかったが、相手ゴールからの距離が遠く、効果的には機能せず。
 
18 チャナティップ 6
なかなか有効なスペースが得られなかったことで、前半はほとんど得意の形でボールを持つことができず、仕掛けても簡単にストップされてしまう場面ばかりだった。ただし、後半は中盤にスペースが生まれてきたこともあり、この選手の特徴が次第に発揮されていった。とはいえ、全体的にはハイパフォーマンスとはいえず。
 

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