J２リーグは各地で39節の５試合が開催され、首位の柏は敵地で大宮に逆転負けを喫した。また２位の山形も敵地で水戸に敗戦。３位に後退し、代わって大宮が暫定２位に浮上している。

　NACK５スタジアム大宮で行なわれた柏対大宮の一戦は、開始３分にマテウス・サヴィオのゴールで柏が先制。しかし、前半終了間際の42分にショートカウンターから奥抜侃志が同点ゴールを決めると、２分後には茨田陽生が古巣を相手に逆転弾をゲット。これが決勝点となり、大宮が２対１で勝利を収めた。

　ケーズデンキスタジアムで行なわれた水戸対山形は、58分に清水慎太郎のゴールで水戸が先制。その後も63分に木村祐志、67分に小川航基が加点した水戸が山形の追撃を１点に抑えて３対１で勝ち切った。

　この結果、勝点75にとどまった柏は、今節の昇格はならず。大宮は同69に伸ばした。一方、前節まで２位の山形は同67にとどまり、暫定３位に後退。代わって大宮が同２位に浮上した。水戸は暫定６位に浮上、３日の他会場の結果次第では、今節プレーオフ圏内への復帰が確定する。

　その他、最下位の岐阜を７-０の大差で破った徳島が勝点67とし、５位に浮上。岡山は鹿児島と０-０で引き分け、勝点１を積み上げて水戸と同じ勝点64に。得失点差で７位につけている。

　また３日は、勝点67で暫定４位の横浜FCがホームで長崎と対戦。勝利すれば２位に浮上することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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