「組長大反省ね」大槻毅監督の一発退場に浦和ファンも騒然!一方で敗戦にもポジティブな評価を寄せられたのは…

2019年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「福島の試運転はできた。切り替えるしかない」

84分にレッドカードを提示される直前の浦和の大槻毅監督。写真:滝川敏之

 11月1日、J1リーグ第30節、鹿島アントラーズ対浦和レッズの一戦が県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、ACL決勝進出を決めて超過密日程となっている浦和が0-1で敗戦した。0-0で折り返した後半、72分に怪我から復帰した途中出場の鹿島・セルジーニョがゴール。これが決勝点となった。

 この試合で選手以上に注目を浴びてしまったのが、浦和の大槻毅監督だった。1点リードされた84分に目の前のライン際で鹿島DFの永木亮太と浦和MFのエヴェルトンがもつれたままピッチの外へ。エヴェルトンを振り払った永木が投げ飛ばしたようにも見え、大槻監督が激昂し永木を突き飛ばしてしまう。これには主審もレッドカードを提示し、監督は退場となった。

 試合後、浦和のクラブ公式SNSにはファン・サポーターの声が寄せられた。

「擁護できません」
「流石に呆れた」
「組長大反省ね」
「監督が選手に手を出すの初めて見たぞ」
「組長の気持ちもわかる。自分のチームの選手が突き飛ばされてんだから。でも監督としてあれはいけないね。」
「選手以外が問題起こしてどうするんですか?確かに熱くなる要因はありましたけど我慢してほしかった」
「さらにマズいことになってきましたねー川崎戦どうすんの?」
 その一方で、ACLで次戦の出場停止が決まっている守護神のGK西川周作に代わり出場した福島春樹についても触れられ、「福島はよくやったよ」「福島の試運転はできた。切り替えるしかない」とのポジティブなコメントが寄せられている。

 またキャプテンマークを巻いて久々のフル出場となった柏木陽介についても、「柏木、復帰戦だったけどナイスプレー」「柏木さんと福島さんに希望を見いだせた気がします」など前向きなコメントが見られた。

 ACLは決勝に進むなか、J1リーグでは残り4節となった現在も残留争いから抜け出せない浦和の二面性にファン・サポーターも疲れた様子で「何で?リーグ戦は勝てないの?」「また暗い週末の始まり。三連休なのに」といったコメントも散見された。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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