いよいよ新天地が決まったのか。

　ズラタン・イブラヒモビッチの注目発言に欧州メディアが騒然としている。

　元スウェーデン代表FWは10月29日、インスタグラムのストーリーに投稿した動画のなかでこう話した。

「やぁ、スペイン（の皆さん）。何だと思う？ 俺は戻ってくる」

　ストレートに解釈すれば、ラ・リーガ復帰宣言とみて間違いないだろう。現在MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに所属するイブラヒモビッチは、24日で今シーズンの日程が終了。今年いっぱいで切れる契約を更新しておらず、その去就が注目されている。

　セリエAのナポリなどが興味を示しているが、移籍先をスペインに定めたのだろうか。
 

　ズラタンは2009‐10シーズンにバルサでプレーしたが、当時の指揮官ジョゼップ・グアルディオラと折り合いが悪く、１年での退団を余儀なくされていた。

　そのバルセロナに拠点を置くスペイン紙『Sport』の英語版は、「バルサに復帰という選択肢はないだろうが、ライバルのレアル・マドリーであれば、年明けに信頼できるストライカーと短期契約を結ぶ可能性はある。ただのプロモーションかもしれないが……」と綴っている。

　冬の移籍市場で、リーガにカムバックするのか。だとすればどのクラブなのか。イブラの動向にますます注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部