「世界最高の守護神(笑)」「バレーボールか!」痛恨ハンドのデリフトに嘲笑コメントが続々

2019年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

期待が大きかっただけに…

ミスが散見され、批判を浴びているデリフト。ポテンシャルは疑いようがないが……。(C)Getty Images

 ユベントスは10月26日に開催されたセリエA第9節で、レッチェと敵地で1-1と引き分けた。2位インテルもドローで首位の座は維持したが、連勝が5でストップしている。

 スコアレスで迎えた50分にパウロ・ディバラのPKで先制したユーベは、しかしそのリードをすぐにフイにする。5分後にマタイス・デリフトがハンドでPKを献上。これをマルコ・マンコースに決められて追いつかれた。

 今夏にアヤックスから加入したデリフトは、これまでその期待にパフォーマンスが見合わないと批判の的になっていた。1週間前のボローニャ戦でも、最終的にハンドの判定にはならなかったが、アディショナルタイムにボールが手に当たったことでヒヤリとさせている。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、この日の試合で低調だったひとりにデリフトを挙げて「問題だ」と指摘。「デリフトが素晴らしいキャリアを築く運命にあるのは疑いない」としたうえで、「だがユベントスへの"着陸"は、予想した以上に難しいようだ」と手厳しい。

「これまでに犯してきたミスやあの手は、遅かれ早かれ数ポイントを失わせるはずのものだった」
 
 実際、ユベントス専門サイト『juvenews.eu』によると、SNSでのサポーターの反応も辛辣だ。

「デリフトは『アタッカーYOU』(バレーボールアニメ)の大ファンだな」
「世界最高の守護神4人はデ・ヘア、オブラク、アリソン、デリフト」
「移籍爆弾情報、デリフトがミラノのバレーボールチーム入り間近」
「今のユーベにはサッリの手(手腕)が見える。でも、デリフトの手も冗談ではない」
「ポケットつきのパンツをやれと助言する。そうすれば、もうPKに関する議論を避けられる」

 もちろん、まだ20歳になったばかりだけに、「いつか世界最強になる。今は笑ったほうがいい」といったエールも散見される。だが、クラブが高い移籍金を払って、鳴り物入りで加入しただけに、期待の大きさから批判が増しているのも確かだ。

 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグでベスト4と躍進したアヤックスで、主将としてたぐいまれな存在感を発揮したデリフトは、守備の国イタリアで批判的な声を見返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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