いよいよエンジン全開だ。

　現地時間10月27日に行なわれたラ・リーガ２部の第13節で、ここまで７位のウエスカはホームに９位のエルチェを迎え、２-０の白星を飾った。

　３試合ぶりの勝利を呼び込んだのが、前節のルーゴ戦で今季２ゴール目を決めた岡崎慎司だ。

　３トップの中央で８試合連続のスタメン出場を果たした日本代表FWは、０-０で迎えた前半終了間際の45分、巧みな動き出しでファン・カルロスのスルーパスを引き出し、ワントラップから右足でシュート。強烈な一撃でGKの股を抜いてみせた。

　２試合連発弾を叩き込んだ岡崎は、その後もポスト直撃のシュートを放つなど存在感を発揮。フル出場を果たし、勝点３奪取の立役者となった。

　スペイン・メディア『El Desmarque』は、このサムライ戦士のゴールシーンを動画付きで紹介。「オカザキがエルチェ戦で週末の主役のひとりとなった。この日本人選手は、難なく先制点を決めてみせた」と綴った。
 

　地元紙『Heraldo』は、岡崎にCFの定位置を奪われたクリスト（この日は左ウイングで出場）との同時起用に言及し、「（前節の後半から）このデュオはクオリティーの高さを披露している」と評価。また全国紙の『As』は、「ファン・カルロスの素晴らしいパスを受けたオカザキが、GKの股下をぶち抜いた」と伝えている。

　ここにきてキレの良さが際立っている岡崎。ゴールラッシュを期待したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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