「ニューウェルズでのプレーが夢だけど…」メッシが母国復帰とバルサ残留を語る! 名手が望む未来とは?

2019年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕には家族がある…」

長年、バルセロナを牽引してきたメッシが、自身のキャリアに関しての夢を明かした。 (C) Getty Images

 リオネル・メッシには夢がある。ただ、それは叶わないかもしれない。何よりも優先させるべき大切な存在がいるからだ。

 ニューウェルズ・オールドボーイズのユースからバルセロナに移籍し、若かりし頃にスペインに移住したメッシ。以降、サッカー史に名を残す存在となった彼は、母国の古巣でプレーすることを望んでいる。

 だが、32歳となった現在のメッシには、バルセロナでの生活もある。スペイン紙『AS』によると、母国『TyC Sports』のインタビューで、メッシは、「ここを離れたくない。バルサから離れるつもりはない」と述べた。

「アルゼンチンのサッカー界で、ニューウェルズでプレーするのが夢だ。でも、実現できるかは分からない。僕には家族がある。それは僕の希望よりも優先されるものだ。どうなるか、様子をみよう」

 さらに、メッシは、「3人の子どもたちがいるのが現実だ。僕は自分にすべてを与えてくれた場所におり、神のおかげで穏やかに暮らしており、子どもたちに素晴らしい未来を与えることができる」と続けている。

「アルゼンチンのサッカー界でプレーしたいという希望よりも、そういうことを考えるんだ。家族や子どもたちを説得しなければいけない。チアゴは大きいし、友達もいる。(バルセロナを)離れるとからかうと嫌がるし、アルゼンチンに1カ月いると彼は帰りたがるんだ」

 メッシはこのままバルセロナで家族と暮らし、バルサ一筋で現役生活に別れを告げるのか。それとも、約20年前に去ったアルゼンチンに戻り、キャリアの最後に故郷のクラブのユニホームに袖をとおすこともあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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