来夏の「ルヴァンカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦」は見送りに…ルヴァン杯初優勝の川崎に出場資格

2019年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本クラブと南米クラブの対戦は6勝6敗

2019年のルヴァンカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦は、アトレチコ・パラナエンセが湘南ベルマーレを破りカップを手にした。写真:徳原隆元

 Jリーグはルヴァンカップ決勝が行なわれた10月26日に、「JリーグYBCルヴァンカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦」開催の見送りを発表した。

「JリーグYBCルヴァンカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦」は、ルヴァンカップ王者と、南米のコパ・スダメリカーナ王者が戦う大会で、2008年から12回にわたって開催している。過去には、ブラジルのサンパウロFCやアルゼンチンのリーベルプレートなど南米の名門クラブも参加する大会だった。

 しかし、2020年夏の開催を南米サッカー連盟ならびに公益社団法人日本プロサッカーリーグとともに目指したが、同時期に東京オリンピックが開催されることから開催を見送ることが決定した。

 これまでの戦績は日本のクラブが3つのPK勝利を含む6勝6敗。今年8月7日に開催された同大会では、湘南ベルマーレが、ブラジルのアトレチコ・パラナエンセに0-4と敗れている。

 今年度は北海道コンサドーレ札幌を下し、5回目の決勝で、ルヴァンカップ初優勝を達成した川崎フロンターレが出場資格を得る形となったが、同大会への出場は叶わなかった。2021年度の開催概要は決まり次第発表する予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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