「日本は引退しに来るところではない」「大変な要求をされる」イニエスタが海外メディアにJリーグを語る!

2019年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

古巣のバルセロナについては…

現在35歳のイニエスタ。あと何年、ピッチで輝く姿を見せてくれるか。(C)SOCCER DIGEST

 チャンピオンズ・リーグで2連勝を飾ったバルセロナだが、"格下"スラビア・プラハ相手に苦戦し、チームの雰囲気は重いと言われている。

 ただ、欧州の舞台でも、国内リーグでも、首位に立っているのも事実だ。OBのアンドレス・イニエスタは、今季のバルセロナが昨シーズンに比べて良くなっているとの見解を示した。

 アルゼンチン紙『Clarin』によると、元スペインの代表MFは『TyC Sports』のインタビューで「バルサは良いと思う」とコメント。「希望どおりの結果ではないかもしれないけどね。補強をしたことで、昨シーズンより良いと思う」と話している。

 かつての盟友リオネル・メッシについては、「試合だけでなく練習でも彼と一緒にやれたのは特権だった。トレーニングではさらにスペクタクルなんだ」と、改めて賛辞を寄せた。

「彼が違いをつくり続けていることに驚くことはないね。自分にとって、レオは始めたその日からナンバーワンなんだ。あれだけ長くあのレベルにいるのだから、実質的に到達不可能だよ」

 また、ヴィッセル神戸でプレーするイニエスタは、現在の生活について問われると「日本は引退しに来るところではない」と述べている。

「要求は高かったし、ここにいることに満足している。あらゆるレベルで大変な要求であり、それがここで続けるうえで自分を駆り立てるんだ」
 
 引退後の指導者転身については「しばらく前から頭にある。それ以前は考えていなかったんだけどね」と明かしたうえで、「プレーするのがもっとも好きだ」と、できるだけ長く現役を続けたいとの希望を口にした。

「サッカーをプレーし続けるという希望が長く続いてほしいと思っている。ピッチに出て、情熱と喜びを感じながら練習をする以上のことなんてないんだ。時間が自分に味方してくれないことは分かっている。でも、そう願っているんだ」

 神戸と日本のファンはもちろんのこと、世界中のサッカーファンもそう願っていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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