ポルトはジェラード率いるレンジャーズとドロー! 途中出場の中島翔哉は絶好機を創出するも…【EL】

2019年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルトは後半に怒涛の攻めを見せるが…

途中出場で何度がチャンスを作り出した中島。 (C) Getty Images

 現地時間10月24日、ヨーロッパリーグの第3節が各地で行なわれた。中島翔哉を擁するポルトは、元イングランド代表のスティーブン・ジェラードが率いるスコットランドのレンジャーズをホームに迎えた。

 試合はホームチーム優勢で進み、36分には敵陣で相手のパスをカットしたルイス・ディアスがそのまま豪快なミドルシュートを放ち、先制に成功。しかし前半終了間際の44分、レンジャーズのアルフレド・モレロスに同点弾を許し、前半は1-1で折り返した。

 後半も拮抗したゲーム展開が続いた。先にチャンスを得たのはアウェーチームで、53分、モレロスがドンピシャのクロスに合わせたヘディングがポルトゴールを襲う。だが、これは守護神マルチェシンの好セーブで凌ぐ。

 レンジャーズに押されはじめた64分、ポルトはルイス・ディアスに代えて、中島を左サイドハーフに投入。これで流れを引き戻し、攻勢を強める。80分にはCKからポルトのDFペペが絶好機を迎えたがフィニッシュの精度を欠いた。

 86分にも中島の敵陣での粘りからゴール前でマレガ、ソアレスが立て続けに絶好機を迎えるが、レンジャーズの守護神マクレガーの神懸ったスーパーセーブに阻まれる。

 93分にはショートカウンターから中島が前線で粘り、CKを獲得。しかし主審はCKを認めずに終了のホイッスルを吹いた。これには実況を担当していたアナウンサーも「なんてこった、レフェリーはポルトのチャンスを認めない!」と驚いた様子だった。

 試合は結局1-1で終了。ポルトは勝点4でグループGの3位となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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