膝の故障が伝えられた宮市亮、長期離脱は回避! 「トレーニングに復帰」と現地紙

2019年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

病院で精密検査を受けた結果…

これまでリーグ戦10試合にフル出場している宮市。 (C) Getty Images

 ドイツ2部ザンクト・パウリに所属する宮市亮は、長期の戦線離脱を免れたようだ。現地紙『Hamburger Morgenpost』が「22日のトレーニングに参加した」と伝えている。

 宮市は現地時間10月19日に行なわれた第10節のダルムシュタット戦で、膝を負傷したと報じられた。試合後に本人が違和感を訴えて病院で精密検査を行なったが、診断結果は打撲だったとのこと。3日後のトレーニングに合流し、個別メニューをこなしたという。

 これまでに両ひざの前十字靭帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされた経験のある宮市だけに「これまでを知っていれば、膝の故障と耳にすれば戦慄を覚えてしまう」(『Hamburger Morgenpost』紙)ところだ。今回はプレーも問題ないと診断されたが、万全を期するために、今後も定期的に経過観察を行なっていくという。

 同紙は「"ロケットマン"の長期離脱回避に、クラブも安堵のため息をついている」と伝えている。ここまで公式戦11試合に先発出場し、1ゴール・2アシストをマークしている宮市は、ヨス・ルフカイ監督からの信頼も厚い。

 27日にはハイデンハイムとのアウェーマッチが控えているが、この試合に間に合うかどうかは不明とのこと。だが、今季はスピードを活かしてサイドバックという新境地も開拓した宮市のダイナミックなプレーはチームに不可欠なだけに、早期復帰が望まれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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