天皇杯ベスト4が決定! Honda FCは鹿島相手に健闘むなしく0-1惜敗…。長崎がJ2対決を制し初の4強入り!

2019年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

Honda FCは後半に猛攻を仕掛けたものの…

Honda FCはJ1首位相手に健闘むなしく、準々決勝敗退となった。写真:徳原隆元

 第99回天皇杯全日本サッカー選手権大会は10月23日、各地で準々決勝の4試合が行なわれ、ベスト4が決定した。
 
 J1リーグ首位の鹿島に、12大会ぶりに8強へ進出したJFL所属のHonda FCが挑んだ一戦は、お互いに決め手を欠きスコアレスで迎えた65分に、右サイドからのクロスを土居聖真がヘッドで決めて鹿島が先制する。その後は、巧みなパスワークで何度も相手ゴールに迫ったHonda FCだったが決め切ることができず、0-1で敗戦し優勝への夢半ばで崩れ散った。
 
 J2クラブ同士のバトルとなった長崎対甲府の一戦は、開始9分にホームの長崎が幸先良く先制すると、勢いそのままに14分にも新里涼の今季初ゴールで立て続けに得点する。31分に1点を返されたものの、長崎が最後までリードを保ち、クラブ史上初の準決勝進出を決めた。
 
 また、トーマス・フェルマーレン、セルジ・サンペールの元バルサが2名先発した神戸は、56分の山口蛍の得点で大分にウノゼロ勝利。J1で残留を争う鳥栖と清水の試合は、15分に挙げたジュニオール・ドゥトラの得点を守り抜いた清水に軍配が上がり、ベスト4へ勝ち上がった。
 
 準決勝の組み合わせは、神戸対清水、鹿島対長崎となり、12月21日に行なわれる。
 
 準々決勝の試合結果は以下の通り。
 
神戸 1-0 大分
鳥栖 0-1 清水
鹿島 1-0 Honda FC
長崎 2-1 甲府
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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