2019年のバロンドール候補から漏れたショックから!? パリ・サンジェルマン所属のブラジル代表FWネイマールが、お茶目な一面をのぞかせた。

　英紙『The Sun』よると現地月曜日、ネイマールはオフを利用してチアゴ・シウバ、マルキーニョス、ケビン・トラップらチームメイトたちとパリの高級レストランに足を運んだ。その帰り際だ。25万ポンド（約3250万円）とも言われる愛車のフェラーリ『GTC4 Lusso』の側面に近寄り、リモート操作で鍵を開けようとしたところ、まったく反応せずにアタフタ……。

　何度も何度もボタンを押す姿を遠めからこっそり撮影していたのが、Ｔ・シウバの奥さんであるイザベラさんだ。「ちょっと！ そのクルマを盗むつもりなの！」と声を掛けると少しビクッとしたあと、大爆笑するネイマール。その後チームメイトたちもやってきてワイワイガヤガヤした挙げ句、超至近距離でボタンを押して見事開錠に成功。故障ではなく、単にキーのバッテリーが低下していただけだったようだ。

　この日の午後、フランスのサッカー専門誌『Frnace Football』が今年のバロンドール候補30名を発表した。リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウド、フィルジル・ファン・ダイクらが順当に選出されるなか、なんと常連のネイマールが９年ぶりに選外となったのだ。同誌は丁寧にも、サポーターとの衝突や今夏のバルサ移籍騒動など、８つに及ぶ選外理由を掲載している。

 

　これをネイマール自身が気にしていたのかどうかは定かでないが、気の置けない友人たちとの楽しいディナーで憂さ晴らしをしたかったのかもしれない。

　先週金曜日のリーグ戦、ニース戦はハムストリングの怪我で欠場した。今季はここまで出場すれば５戦４発と出来は悪くないだけに、さらなるハイパフォーマンスでふたたび声価を高めたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部