好調インテルを支えるクロアチア代表MFの「個人スタッツ」が驚異的!

2019年10月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

セリエA屈指のレジスタに成長

17-18シーズンの後半戦からセントラルMF/アンカーとしてスタメンに定着。新体制でも引き続き中盤の大黒柱に。(C) Getty Images

 7節でユベントスに敗れて首位から陥落したとはいえ、新監督にコンテを迎えてここまで6勝1敗と好スタートをきったインテル。その新体制でも不動のレジスタとして快進撃の担い手のひとりになっているのが、クロアチア代表MFのマルセロ・ブロゾビッチだ。
 
 10月15日、インテルの公式サイトが『オプタ』社の協力の下、今シーズンのセリエA7試合でブロゾビッチが記録した驚異的なスタッツを紹介している。
 
 ここまで全7試合に先発フル出場を果たし、リーグ最多となる575本のパスを供給。出場時間に違いがあるとはいえ、2位のミラレム・ピャニッチ(ユベントス)に50本近く差をつけている。ボールタッチ数も695回でリーグトップに立っており、攻撃の起点として機能していることが分かる。
 
 試合を通してプレーの精度が落ちない点も特筆に値する。パス成功率91.1%は、270分以上出場したMFでトップを誇り、敵陣でのパス成功率も87.1%とハイアベレージだ。しかも、繋ぎのパスだけでなく、局面を変える縦パスも確度も高い。6節のサンプドリア戦ではシュート性のグラウンダーのパスからロベルト・ガリアルディーニのゴールは、お膳立てしている。
 
 さらに1試合平均の走行距離は、リーグトップの12.7キロを記録。バイタルエリアを幅広くカバーし、58回のボール奪取を成功させている。
 
 まさに攻守に渡り獅子奮迅の活躍を披露しているブロゾビッチ。現地時間10月20日に行なわれる8節のサッスオーロ戦でも、活躍が期待される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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