「代表戦はまさかの“4分間”」「マジョルカに朗報!」久保建英の“マドリー戦先発”に地元メディアが太鼓判!

2019年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジダン監督の眼前でリーガ初ゴールを決め切るか

10月の代表シリーズはやや不完全燃焼に終わった。久保の照準は週末の大一番、マドリー戦に向けられている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 10月の日本代表2連戦で、史上最年少ゴール記録の更新はならなかった。

 先週木曜日のモンゴル戦で出場機会のなかった久保建英は、火曜日に行なわれたタジキスタン戦の86分に登場。トップ下の位置に入って精力的なプレーを披露したが、いかんせん出場時間が短く、ゴールには絡めなかった。代表での最年少得点記録の達成は、ひとまず来月のキルギス戦までお預けとなっている。

 森保ジャパンでの活動を終え、マジョルカへの帰路についた久保。当然意識は、週末のビッグゲームに向けられている。自身のレンタル元であるレアル・マドリーと初めて公式戦で対戦するのだ。

 通例ならレンタル選手はレンタル元のチームと試合はできないという契約が結ばれるが、今季のマドリーはその制約を設けていない。8月末までおよそ2か月に渡って切磋琢磨したワールドクラスたちと、本拠地ソン・モイスで相まみえる。

 スペイン北部の情報を提供するメディア『COPE』は、今回の代表戦で久保がわずか"4分間"の出場に終わった点を強調し、マドリー戦へのスタメン出場を確実なものにしたと報じている。

「タケフサ・クボのコンディションは良好だ。なぜなら彼は日本代表のワールドカップ予選において、まさかの4分間しかプレーしていない。モンゴル戦はベンチからお呼びがかかないまま終了し、火曜日のタジキスタン戦の86分にようやく出場機会を与えられた。長距離移動による負荷はあるにせよ、土曜日に行なわれるレアル・マドリーとの一戦に向けて、プレーによる疲労はほぼない状態だと見ていい。ビセンテ・モレーノ監督はスタメン起用に"問題なし"と判断するだろう」

 
 マジョルカ移籍後は、ここまで6試合に出場して1アシストを記録、3度の先発を飾っている。代表戦でより長いプレータイムを望んでいただろう久保にしてみれば、溜まった鬱積をマドリー戦で爆発させたいところだ。

 はたしてラ・リーガ初ゴールを、ジネディーヌ・ジダン監督の眼前で決め切るか。最高の舞台が整った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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