【移籍市場超速報】ユベントスがバルセロナのサイドバック、モントーヤ獲得に乗り出す

2014年12月10日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

CL決勝Tに向け、将来に向け、ユーベの強化に抜かりはなし。

各年代のスペイン代表チームに名を連ねてきたモントーヤ。2011年にはA代表デビューも果たしている。ポジショニングの良い、プレーの安定したSBだ。 (C) Getty Images

 ユベントスは9日のチャンピオンズ・リーグ、グループリーグ最終節でアトレティコ・マドリーと0-0で引き分け、グループ2位での勝ち上がりを決めた。
 
 来年2月に行なわれる決勝トーナメント1回戦の対戦相手は、レアル・マドリー、バイエルン、ドルトムント、チェルシー、ポルト、モナコ、パリ・サンジェルマン、またはバルセロナという顔ぶれのなかから決まることになる。
 
 それに備えてというだけではないが、冬のメルカートでは前線にさらなる補強を施すことも視野に入れている。ターゲットのひとりは、バルセロナのサイドバック、マルティン・モントーヤだ。
 
 バルセロナでは出場機会が限られているだけに、レンタルでの獲得も可能と見て、すでに代理人に接触、近くクラブにも獲得を打診する見通しである。ただし、モントーヤにはリバプールも興味を示しているため、競合になる可能性が高い。
 
 また、その一方でユベントスは、将来に向けた投資にも怠りない。以前からアプローチしてきたコロンビア・リーグのエンビガードでプレーする96年生まれの右SBアンドレス・テージョの獲得交渉が大詰めを迎えている。
 
 買い取りオプションつきレンタルで獲得し、今シーズンはプリマベーラ(ユースチーム)、来シーズンはカリアリにレンタルして"武者修行"させるというのが基本的な方針のようだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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