「大ダメージだ…」負傷離脱の冨安健洋は肉離れと伊紙が報道。C・ロナウド擁するユーベ戦の欠場も濃厚に

2019年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユベントスとの注目の一戦には…

モンゴル戦で負傷した冨安。その表情が物語る通り、怪我は軽傷ではすまなかった…。 (C) Getty Images

 森保ジャパンの守備の要である冨安健洋の怪我の経過が明らかになった。

 冨安は、先週木曜日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア2次予選のモンゴル戦で、後半アディショナルタイムまでプレーしたが、相手DFとの競り合いの際に左太もも裏を負傷。苦痛の表情を浮かべながらピッチを後にした。

 試合の翌日には、日本サッカー協会が、左腿裏痛のため、日本代表から離脱したことを発表したが、その詳細な状態については明らかにされていなかった。

 心配される冨安の状態について、イタリア紙『Corriere dello sport』は、「左足太腿裏の肉離れで全治3~4週間離脱となる見込みだ」と報じた。

 今夏の移籍市場でシント=トロイデンからセリエAの古豪ボローニャに移籍した冨安は、今シーズンは開幕からレギュラーに定着。右サイドバックとして、公式戦8試合全てでフル出場していた。

 そんな冨安の離脱について、イタリアのサッカー専門サイト『Calcio Mercat』は、次のように綴っている。

「ボローニャの守備の基盤となっていただけでなく、今シーズンに最も一貫性のあるプレーを見せていたトミヤスだったが、その夢のようなスタートが断たれた。彼の重傷はチームにとって大きなダメージだ」

 なお、ボローニャは現地時間10月19日に行なわれるセリエA第8節で、首位ユベントスと対戦することになっている。クリスチアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラ、ゴンサロ・イグアインといった世界的な名手たちが揃う絶対王者との大一番で欠場が濃厚となったことは、チームはもちろん冨安本人にとっても痛手だと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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