【川崎】「もう2位はいらない」と強い決意。小林悠が語る決勝の相手・札幌の印象は?

2019年10月13日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ガンバに勝って、良い状態で臨みたい」

アウェーでの鹿島戦で先発した小林。ゴールこそなかったが、前線からの精力的な守備でチームの決勝進出に大きく貢献した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[ルヴァンカップ準決勝第2戦]鹿島0-0川崎/10月13日/カシマ

 鹿島とのルヴァンカップ準決勝、ホームでの第1レグを3-1で勝利していた川崎は、アウェーでの第2レグは0-0のスコアレスドロー。勝利は得られなかったが、2点のリードをしっかりと守り、ファイナル進出を果たした。

 悲願のカップ戦のタイトル獲得にまた一歩近づいた。キャプテンの小林悠は「ルヴァンカップに関しては、2年前の決勝で、辛い想いというか、悔しい想いをしているので。もう、2位は本当にいらない。やっぱりそこは、みんな思うところはあるはずだし、強い覚悟を持って臨みたい」と意気込みを口にする。

 2017年の決勝では、C大阪に0-2の敗戦。これ以外でも、川崎は2000年、07年、09年と決勝の舞台に進んでいるが、いずれも準優勝に終わっている。

 今度こそ、頂点に立てるか――今回の決勝の相手は札幌だが、小林は「攻撃的なスタイルで、前線で個の力のある選手がたくさんいる。ひとりで打開できる選手もたくさんいるので、難しい試合になると思う」と印象を語る。

 もっとも、決戦の前にはJリーグがある。「まずはそっちにしっかり集中して。ガンバに勝って、良い状態で臨めればいい」と表情を引き締めた。

取材・分●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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