「皆が知りたがっているけど…」セレソンで100キャップ達成のネイマール、メッシや今夏の移籍騒動を語る

2019年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

同国では7人目、27歳は史上最年少

バルサ時代のネイマール(左。メッシ(右)の偉大さを肌で感じていたようだ。 (C) Getty Images

 ブラジル代表FWのネイマールは、現地時間10日にシンガポールで行なわれた親善試合のセネガル戦に先発出場。史上最年少(27歳)で、同国では7人目となる国際Aマッチ100試合出場を達成した。

 この試合前に、ネイマールは100キャップを記念するトークショーに登壇。代表チームの"シンボル"となることの難しさや、今夏の移籍騒動について言及した。英紙『Mirror』が報じている。

 セレソンの大黒柱に成長したネイマールは、「気が付けば、代表チームに呼ばれるようになって10年経った。自分でもいろいろな責任を背負ってきたという自負はある。どんなことにも、尻込みすることはなかったと思う」と振り返った。

 また周囲からの評価に関しては、こう語っている。

「チームに貢献してきた選手というのは、あるレベルに達すると、周囲の見る目も待遇も変わるようになる。そうなったとき、初めて認められるのかもしれない。

 例えば、メッシはバルセロナでほかの選手とは異なる待遇を受けている。それは彼がほかの選手よりハンサムだから? そうではなくて、彼がサッカーで魅せることと、確かな実績を積み重ねたからだと思っている」

 さらに、今夏に大騒動となったパリ・サンジェルマンからバルセロナへの話題についても触れた。

「みんなが夏の移籍市場で何が起きたのか、どうして去りたかったのか知りたがっているけど、今はもう、僕は代表チームとクラブに満足している。チームは快適だし、シーズンの始まり方もとてもいい。僕はこれから目の前の試合に100パーセントの力を注ぐだろう。クラブでうまくやることができれば、代表チームにも選出されるようになる。シンプルな良い流れに乗れていると思うよ」

 セネガルとの親善試合は1-1に終わり、背番号10はフル出場でいくつものチャンスを創出して観客を魅了したが、ゴールは奪えなかった。

 ネイマールはこれまでに61ゴールを挙げ、ブラジル代表の通算得点記録では、ロナウド(62点)に次ぐ3位につけている。順調に行けば、1位のペレ(77点)を抜くのも時間の問題だろう。その時、新たな"レジェンド"として国民に認められるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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