【2014 J1寸評・採点|34節】鹿島対鳥栖

2014年12月09日 週刊サッカーダイジェスト編集部

鹿島対鳥栖

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト12.23号(12月9日発売)より

【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端 準 5.5 
失点シーンは、シュートコースが甘かっただけに弾き出したかった。
[DF]
22 西 大伍 5.5 
タイトマークやファウルで潰され、高い位置への侵入を阻まれていた。
23 植田直通 5 
ビルドアップでミスが散見。効果的なフィードは、わずかだった。
15 昌子 源 5 
植田とのマークの受け渡しに失敗し、ラインの裏を取られて失点。
16 山本脩斗 5.5 
後半は高めにポジションを取るも、攻撃に厚みを加えられなかった。
[MF]
20 柴崎 岳 5 
厳しくマークされ配球役をまっとうできず。局面の守備も軽かった。
40 小笠原満男 5 
柴崎と同じくプレスに苦しむ。下がってボールに触るのが精一杯。
25 遠藤 康 5.5 
サイドで起点になれなかったが、中央に進出した際は決定機に絡んだ。
19 豊川雄太 5 
時折、ドリブルで仕掛けるも失敗。裏への飛び出しも見られなかった。
28 土居聖真 5 
バイタルのスペースを消されて沈黙。攻撃に変化をつけられなかった。
[FW]
18 赤﨑秀平 5 
動き出しが常に単発で、ボールを受ける回数が極端に少なかった。
[交代出場]
13 中村充孝(MF) 5.5 
自在にポジションを変えてボールを引き出すも、シュートは打てず。
 8 ルイス・アルベルト(MF) 5.5 
競り合いで存在感。攻撃意識が高く、勝利への執念は感じさせた。
10 本山雅志(MF) 5.5 
中盤でボールを受けても前線との距離が遠く、持ち味を出せなかった。
 
 
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 5 
逆転勝利を狙って次々と攻撃の札を切ったものの、いずれも不発に終わる。
 
【鳥栖】
[GK]
33 林 彰洋 6 
万全のクロス対応。枠内シュートが少なく、危なげなく完封した。
[DF]
16 チェ・ソングン 6 
献身的に守備に貢献。スタミナが切れた後半途中に足を攣って交代。
4 小林久晃 6 
ラインを上げてコンパクトな陣形を保つ。ハイボールも撥ね返した。
2 キム・ミンヒョク 6 
ボランチや小林と適正な距離を保ち、中央に基点を作らせなかった。
13 安田理大 6.5 
池田の動き出しを見逃さずに好パスを送り、先制点の起点になった。
[MF]
8 水沼宏太 6.5 
最後まで運動量を保ち、堅守からのカウンターでチャンスを作った。
28 高橋義希 6.5 
思い切りよく放ったボレーがネットを揺らす。今季初得点が決勝点に。
35 金井貢史 6.5 
鋭い読みで縦パスをカット。鹿島に攻撃のきっかけを作らせなかった。
10 キム・ミヌ 6.5 
ゴールに直結する仕事はできなかったが、ドリブル突破で脅威に。
[FW]
22 池田 圭 6.5 
巧みにラインの裏に抜け出し、正確な落としで高橋のゴールを演出。
11 豊田陽平 6 
プレスをかけるタイミングが秀逸。守備の貢献度は極めて高かった。
[交代出場]
29 谷口博之(MF) 6 
アンカーに入ってカウンターをケア。こぼれ球を徹底的に拾った。
25 早坂良太(MF) 6 
対面の左SBをケアしつつ、素早い攻守の切り替えでスペースに進出。
3 磯崎敬太(DF) 6 
左SBに入って堅実な守備を披露し、逃げ切りに大きく貢献した。
[監督]
吉田 恵 6.5 
出場停止の主力の穴を絶妙な選手起用でカバー。勝利に結びつけた。
 
[試合内容]
最初の決定機で先制点を奪われた鹿島はリズムを崩し、攻撃が機能しないまま時間だけが経過。後半の早い時間帯から交代のカードを切って打開を狙ったが、最後まで集中を保った鳥栖の守備を崩せず、ホームでの最終節を落とした。
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