【鹿島】「厳しいと思う。厳しいけど…」1-3の痛恨の逆転負けに内田篤人の見解は?

2019年10月09日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「もし俺らが先制できたら、分からない」

右SBで先発し、81分までプレーした内田。1対1の場面ではほとんど負けず、質の高いディフェンスでチームを盛り立てた。写真:徳原隆元

[ルヴァンカップ準決勝第1戦]川崎3-1鹿島/10月9日/等々力
 
 ルヴァンカップの決勝進出を懸けた川崎との準決勝第1レグ、鹿島は1-3で敗れた。白崎凌兵のヘディング弾で幸先良く先制に成功したが、前半のうちに同点に追いつかれると、後半にさらに2失点。痛恨の逆転負けを喫した。
 
 4日後にはホームでの第2レグが控えている。小さくないビハインドを背負ってしまったが、この「1-3」というスコアを、キャプテンの内田篤人はどう捉えているか。
 
「厳しいと思いますよ。厳しいけど、2-0ならあるし。もし俺らが先制できたら、分からない。諦めるつもりは全然ないし、これで(ルヴァンカップを)捨てて次って考えるわけでもない。『まだ半分しか終わっていない』ということは、ロッカールームでも話した」
 
 2点差をつけられての敗戦だが、貴重なアウェーゴールを奪った。ホームでは内田が言うように、2-0の勝利でファイナルに勝ち進むことができる。
 
 次戦は、勝利のみを追求するだけ。やることははっきりしている。"国内3冠"を目指す常勝軍団の意地の見せ所だ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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