「友よ、素晴らしいスペイン語だ!」香川真司の“順応力”をドルト時代の盟友も地元メディアも絶賛!

2019年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「昇格に向けたキーマンであることに疑いはない」

高い順応性を示し、瞬く間にサラゴサというチームにフィットした香川。昇格への水先案内人となれるか。(C)Mutsu KAWAMORI

 今夏にスペイン2部のレアル・サラゴサに移籍し、瞬く間に中軸を担う存在となった香川真司。入団直後からすぐさまチームにフィットし、仲間や指揮官の信頼を勝ち取るなど、その順応性の高さは目を見張るばかりだ。
 
 これまでドイツやトルコで香川は、自身のツイッター&インスタグラムを当地の言語を効果的に活用しながら、ファンやサポーターの心を掴んできた。そのスタンスはサラゴサに来てからも同様だ。0-2の敗戦に終わった先週末のカディス戦後にも、スペイン語で次のように綴っていた。
 
「昨日の試合はとても難しいものになったけど、僕たちはこの敗北を克服して日曜日に勝利を挙げるために、ハードなトレーニングに取り組むよ。ロマレダ(サラゴサの本拠地)でのサポートに感謝します!」
 
 この投稿に反応したのが、香川のボルシア・ドルトムント時代の盟友で、現在はベティスでプレーするスペイン代表DFマルク・バルトラだ。「友よ、なんて素晴らしいスペイン語なんだ!」と褒め称えたのである。言うなればネイティブのお墨付きを得たわけだ。

 
 さらに、バルトラの書き込みを取り上げたのがサラゴサの地元メディア『El Desmarque』。「カガワがきわめてポジティブなメッセージを発信し、その堪能なスペイン語をバルトラが絶賛した」と伝え、「サラゴサにおけるカガワへの期待値は高まる一方で、昇格に向けたキーマンであることに疑いはない。新しい生活にも新しい言葉にも順応し、明らかに調子も上向きだ」と書き加えた。
 
 練習中は常にチームメイトと談笑し、ムードメーカー的な役割も果たしている香川。次節(10月13日)のヌマンシア戦では、5試合ぶりのゴールに期待がかかる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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