「良い関係が築けている」大迫の“代役候補”永井謙佑が語った、他のFW陣を凌ぐ「強み」とは?

2019年10月08日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

6月のエルサルバドル戦と同じ3-4-2-1の採用も

FC東京の攻撃を牽引してきた永井。直前の試合で首位から陥落したが、「代表に集中したい」と切り替えはできている。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は10月10日にカタール・ワールドカップのアジア二次予選のモンゴル戦、15日にタジキスタン戦を迎える。エースの大迫勇也が故障で招集されず、その穴をどう埋めるかが注目されている。

 今回招集されているFWは永井謙佑、浅野拓磨、鎌田大地の3人。このところ継続して呼ばれ、6月のエルサルバドル戦では2得点と結果も残している永井は、「チームの勝利に貢献したい」と意気込む。

 3-4-2-1で臨んだ6月の試合で、前線でユニットを組んだ南野拓実と堂安律の二人に関しては、「中間ポジションを取ってくれていて、僕が動いたスペースに入ってきてくれるので、僕も背後を狙いやすい。良い関係が築けていると思います」とコンビネーションに自信を示した。

 また、同じく2列目の中島翔哉と久保建英に関しても、FC東京でチームメイトだったため、連携については「問題ない」と言い切った。コンビネーションという点では、浅野や鎌田に比べて一日の長があると言えそうだ。

 10月7日の練習後、森保一監督は「選択肢として考えられる」と、これまでベースだった4-4-2から、エルサルバドル戦と同じ3-4-2-1へのシステム変更に含みを持たせた。だとすれば、その試合で2ゴールを挙げた永井が先発で起用される可能性は低くない。

 30歳の韋駄天FWは、「前線の選手に求められるものはゴール。途中から入るにしても、前回のパラグアイ戦ではゴールを取れなかった。しっかりと結果を残したい」と先発でも途中交代でも得点にこだわる姿勢を見せた。

「パスを出せる選手はたくさんいる。一発で裏を狙えるときは狙って、自分の良さを最大限に発揮したい」

 大迫とは違う武器で、勝負する心積もりだ。

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取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

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