批判を一蹴する一撃を決めたのが、バルセロナのルイス・スアレスだ。

　10月６日に行なわれたラ・リーガ第８節で、バルサは難敵セビージャとホームで対戦。４-０の快勝劇の口火を切ったのが、このウルグアイ代表FWだった。

　スコアレスで迎えた27分、左サイドを駆け上がったネウソン・セメドが左足でクロスを送り込む。

　ゴール前で待ち受けていたスアレスは、ゴールに背を向けたままジャンプし、バイシクルシュート。これが見事にネットに突き刺さった。
 

　４日前のチャンピオンズ・リーグのインテル戦で決めたボレー弾も圧巻だったが、それを上回るゴラッソに、ファンは大興奮！ バルサの公式ツイッターには、次のようなメッセージが続々と寄せられた。

「これはすごい！」
「なんてゴラッソだ」
「美しすぎる！」
「素晴らしいゴール」
「世界最高の９番」
「批判する奴を黙らせた」

　開幕当初は身体が重く、非難される試合も少なくなかったスアレスだが、ここ３戦で４発、しかもハイレベルなゴールばかりと、一気にエンジンが掛かってきた。

　この試合では、盟友のリオネル・メッシもFKで今シーズン初ゴール。このコンビの復調は、バルサのファンにとって、何よりも心強いはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部