「背筋が凍る」「ゾッとする」腕が逆方向へぐにゃり…。トッテナム守護神ロリスの怪我に悲痛な声続々

2019年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

母国誌は「恐らく今シーズン絶望」と報道

痛めた左腕を抑えて、悲鳴をあげるロリス。駆け寄るチームメイトの表情からも、事態の深刻さが伺える。 (C) Getty Images

 スパーズの守護神が悲劇的な怪我に見舞われた。

 現地時間10月5日に行なわれたプレミアリーグ第8節で、敵地に乗り込みブライトンと対戦したトッテナム・ホットスパーは0-3と完敗。早くもリーグ3敗目を喫した。

 昨シーズンの第27節バーンリー戦から続くアウェーゲームでの未勝利が10試合に伸びたことよりも痛かったのは、精神的支柱でもあるキャプテンの守護神ウーゴ・ロリスがショッキングな怪我を負ってしまったことだろう。

 試合開始早々の3分だった。ゴールに向かってきたクロスボールを対応したロリスは、バックステップを踏みながらハイボールをキャッチしにいったが、ゴールライン付近で落球。ルーズボールを相手FWのニール・モパイに押し込まれただけでなく、着地時に左肘へ体重が乗っかって、逆方向へぐにゃりと曲がり、そのまま退場を余儀なくされた。

 ロリスの状態を速報した英衛星放送『Sky Sports』によれば、「担架で運ばれる時もあまりの苦痛に耐えきれず、痛み止めのモルヒネを投与され、すぐさま病院へと搬送された」という。

 前節のサウサンプトン戦で自らのミスから失点を献上し、今月1日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第2節のバイエルン戦では屈辱の7失点を喫するなど、災難続きだったロリス。今回の負傷には、メディアからも悲痛な声が上がっている。

 英紙『The Sun』が、「酷い方向に腕が曲がってしまったロリスの怪我はホラーだ」と綴れば、フランス誌『France Football』は、「スパーズとレ・ブルーのキャプテンは、恐らく今シーズン絶望となる怪我を負った。担架で運ばれる最中に悲鳴を上げた彼の姿にスタジアムは異様な雰囲気となった」と、母国代表の守護神の容態について伝えた。

 また、SNSでは、ファンから次のようなメッセージが寄せられている。

「最悪の怪我だ……」
「ライバルクラブのファンだが、彼には怪我をしてもらいたくない。早期復帰を祈っている」
「恐ろしい映像だ。彼が早く戻ってくることを願ってる」
「ゾッとする。全体重が乗ってる」
「背筋が凍るような瞬間。彼の叫び声はあまりに痛々しい」

 怪我をした瞬間の映像を見る限り、長期離脱を強いられるのはほぼ間違いないだろう。一日でも早い復帰を祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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