アザール待望の初ゴール&モドリッチのゴラッソ炸裂!マドリーが2位グラナダとの撃ち合いを制して首位を維持

2019年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベイルの圧巻クロスに主砲が合わせて先制

ついに移籍後初ゴールを決めたアザール。モドリッチのゴールもアシストした。(C) Getty Images

 現地時間10月5日に行なわれたラ・リーガ第8節で、首位のレアル・マドリーは、昇格組ながら1ポイント差で2位につけるグラナダとホームで対戦した。

 試合はいきなり動く。開始2分、右ウイングに入ったベイルの見事なアウトサイドクロスに、主砲ベンゼマが左足で合わせて、先制ゴールを挙げる。

 電光石火の一撃でリードを奪ったマドリーは11分にも、故障者続出で左SBに回ったカルバハルがパス交換から左サイドを抜け出し、そのままエリア内に持ち込んでシュート。27分にもそのスペイン代表DFがチャンスを迎えるも、いずれもGKにセーブされる。

 迎えた前半アディショナルタイム、ついにこの男がやってのける。敵のパスをカットしたバルベルデのラストパスを受けたアザールがループシュート。これが待望の移籍後初ゴールとなった。
 
 後半に入って61分にも、アザールのパスを受けたモドリッチが、強烈なミドルをネットに突き刺し、3点目をゲット。これで勝負は決したかに思われた。

 しかし69分、バックパスの処理をもたついたGKアレオラが、プレッシャーを掛けにきたカルロス・フェルナンデスの足を蹴ってしまい、PKを献上。これをマチスに決められて1点を返されると、78分にもCKから失点し、一気に追い上げられる。

 その後も勢いに乗って攻勢を強めるグラナダのスペースを突き、ホームチームはベンゼマやイスコが次々にチャンスを迎える。そして後半アディショナルタイム、オドリオソラのクロスを途中出場のハメスが右足で決めて、ダメを押した。

 苦戦を強いられながらも首位攻防戦を4‐2で制したマドリーが、トップを維持している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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