中島翔哉が先発のポルト、敵地でフェイエノールトに完敗。10番の逸機が響き…【EL】

2019年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

立ち上がりに絶好機が訪れたが…

絶好チャンスを逃した中島。ゲームメイクでは存在感を発揮したが…。 (C) Getty Images

 現地時間10月3日、ヨーロッパリーグ(EL)の第2節が行なわれ、日本代表MF中島翔哉が所属するポルトは、オランダのフェイエノールトと対戦した。

 4-4-2の左サイドハーフで先発した中島は8分、左SBアレックス・テレスからの縦パスに反応。フリーでゴール前に抜け出してシュートを放つが、枠の上に外してしまい絶好機を逸す。

 その後は中盤での激しい攻防が続く。数少ないチャンスも、両GKの好守などでゴールは決まらず、スコアレスで折り返す。

 均衡が破れたのは49分だった。ポルトの最終ラインがバランスを崩したところを攻め込まれ、先制を許してしまう。

 リードを奪われたポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、直後の53分、中島に代えてルイス・ディアスを投入。10番はいくつかチャンスを創出したものの、悔しい途中交代となった。

 攻勢を強めたアウェーチームは60分、オタービオがDFラインの裏に飛び出し、絶妙なトラップからシュートを放つが、ポストに阻まれる。74分にもディアスがゴール前の混戦から狙うも、これもクロスバーに防がれた。

 迎えた80分、フェイエノールトのカウンターから、右SBのリック・カルスドルプにドリブル突破を許し、最後はGKアグスティン・マルチェシンもかわされて失点。決定的な追加点を奪われた。

 数多くのチャンスを作りながらも決定力を欠き、0-2で敗北したポルト。2節を終えて、グループGは勝点3で4チームが並ぶ結果となったが、得失点差で最下位に転落している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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