川崎フロンターレは10月３日、U-18所属FW宮城天の来シーズンからの加入が内定したことを発表した。なお、同選手は８月30日付で２種登録されており、今季のトップチーム公式戦への出場が可能となっている。
 
　宮城は神奈川県川崎市出身の18歳で、小学４年生から川崎の下部組織で育った生粋の川崎っ子だ。高いキープ力とスピードに乗ったドリブルが持ち味のアタッカーで、川崎U-18では２トップの一角を務め、ゴールを量産。昨年はU-17日本代表のUAE遠征メンバーに選出されており、今年の２月には、フジゼロックス・スーパーカップの前座試合として行なわれた、ネクストジェネレーションマッチに、U-18Jリーグ選抜として出場した。
 

　2020シーズンからの加入にあたり、宮城は川崎のリリース内で喜びを語っている。
 
「この度、トップ昇格内定が決まり、とても嬉しく思います。小学4年生でフロンターレに入ってから、今まで指導していただいたアカデミーのコーチの皆さん、そして両親には感謝の気持ちでいっぱいです。また、フロンターレのサポーターの皆さんには、いつも試合に来てくださり、多くの声援がとても励みになりました。ですが、まだ自分には足りない所が多いと感じているので、これからも日々の練習を重ねて、1日でも早く等々力のピッチに立って勝利に貢献できるよう、恩返しできるように頑張っていきたいと思います」
 
　川崎の前線には、レアンドロ・ダミアン、小林悠、知念慶など国内屈指のアタッカーが揃っており、ポジション争いは熾烈を極める。来シーズン、宮城は出場機会を得ることができるだろうか、注目して見ていきたい。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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