「まるで稲妻!」「にぎやかな男だ」U-22日本代表に選出された食野亮太郎の"コミュ力"をハーツのベテランFWが絶賛!

2019年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地ハーツでの“つかみ”はバッチリ

スコットランドの地で研鑽を積む食野。その存在感はピッチ内外で日増しに高まっている。 (C) Getty Images

 この夏に鳴り物入りで欧州の舞台へ渡った21歳のサムライ戦士。その"つかみ"は上々のようだ。

 現地時間10月1日、スコットランド1部ハーツのベテランFWスティーブン・マクリーンは、地元紙『Edinburgh Live』の取材で、今夏に新加入した食野亮太郎を絶賛した。

 アカデミー時代から籍を置いたガンバ大阪に別れを告げ、マンチェスター・シティへ完全移籍を果たした食野は、すぐさま出場機会を求めてハーツにレンタル加入。ここまで公式戦4試合に出場して1ゴール・1アシストとまずまずの戦績を残している。

 そんな食野に対するファーストインプレッションを、37歳の大ベテランであるマクリーンは「彼はいい子だ」と語り、ピッチ外での振る舞いを次のように讃えている。

「メシノは、なにより陽気だし、いくつか慣用句も使ってくるんだよ。彼なら、僕から悪い言葉や心を学ぶことはないだろうね(笑)! 先日はみんなで日本食のレストランにも行った。僕自体は子どもを見ていなければならなかったから、行けていないんだけどね。話はずれてしまったけど、彼は本当に素晴らしいし、とてもにぎやかな男だ。ここでの日々を楽しんでくれていると思う」
 当初不安視されたコミュニケーションの問題は、どうやら支障がないようだ。さらにマクリーンはさらに「ただ、陽気なだけじゃない」と、そのプレーぶりについても賛辞を贈る。

「メシノには選手としての価値も十分にある。一見、気づかれにくいけど、実は彼はたくましい選手なんだ。そして、多くのクオリティーを備えている。ボックスの中や、その周辺でのプレーはまるで稲妻のようだよ。それにシュートも力強い」

 酸いも甘いもかみ分けるチーム屈指の重鎮から太鼓判を押された食野。10月3日に発表されたU-22日本代表のブラジル遠征メンバーにも堂々名を連ねた。今後も若武者のパフォーマンスから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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