R・マドリー、2点差を追いつくもブルージュとまさかのドロー!CL2戦で勝点1に終わる

2019年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半で2点のビハインド

ブルージュのカウンターに苦しめられたマドリー。S・ラモス(手前左)のゴールなどで追いつくのがやっとだった。(C) Getty Images

 現地時間10月1日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第2節(A組)が行なわれ、初戦でパリ・サンジェルマンに0‐3の完敗を喫したレアル・マドリーが、クラブ・ブルージュをホームに迎えた。

 そのマドリーは、いきなり冷や水を浴びせられる。開始9分、カウンターで左サイドをあっさり崩されると、タウが左サイドから送り込んだクロスをデニスに決められ、先制を許す。

 いきなりリードを奪われたマドリーは20分、ルーカス・バスケスとのワンツーで右サイドを抜け出したカルバハルのクロスを、先発に復帰したモドリッチが狙うも、シュートは枠を捉えられない。27分にもクロースの正確なCKに、ヴァランヌがヘッドで合わせたが、GKミニョレの好セーブに防がれた。

 カウンターのピンチを守護神クルトワの好守で防いだ直後の35分には、ベンゼマのラストパスをエリア内でクロースが左足で合わせるも、シュートは惜しくもゴール右に外れる。

 すると39分、モドリッチのパスをデニスにカットされ、そのまま持ち込まれて2点目を許す。まさかの2点ビハインドで前半を終えた。
 
 ハーフタイムに、ともにコンディション不良のGKクルトワと左SBナチョを代えて、アレオラとマルセロを投入したホームチームは、後半立ち上がりから攻勢を強める。

 そして、あわや3失点目かと思われたデニスのシュートをアレオラのセーブで防いだ直後の55分、ベンゼマのクロスをセルヒオ・ラモスがヘッドでゴールに叩き込み、反撃の狼煙を上げる。

 さらに67分に右ウイングのL・バスケスに代えて、ヴィニシウスを投入。その3分後には前線に飛び出したモドリッチがいい形でシュートを放ったが、枠に収められない。

 84分には、ヴィニシウスへのファウルでブルージュの主将フォルメルが2枚目のイエローカードを受けて退場。そして。その直後だった。クロースのプレースキックにカゼミーロがヘッドで合わせて同点に追いつく。

 その後も猛攻を仕掛けたが、勝ち越し点を奪えず、試合は2‐2のドローで終了。マドリーはなんとか追いつたものの、開幕2戦でわずか勝点1となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事