中島翔哉、ポルトでリーグ戦初先発を飾る! 先制点の起点となり、勝利に貢献

2019年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポルトはリーグ戦6連勝を飾る

リーグ初先発を飾った中島。持ち味を発揮したが、得点には結びつかなかった。 (C) Getty Images

 現地時間9月29日、ポルトガルリーグ第7節が行なわれ、リーグ戦5連勝で3位につけているポルトは、アウェーで現リーグ4位のリオ・アベと対戦した。

 中島翔哉は4-4-2の左サイドハーフで先発。この試合が、中島にとってポルトでのリーグ戦初先発試合となった。

 立ち上がりはお互いに様子を見ながら慎重な試合運びとなったが、11分に中島翔哉が中央に切り込み、左サイドに展開。このプレーでアレックス・テレスがCKを獲得し、12分にムサ・マレガが頭で決め、先制点をあげた。

 31分にも中島とマレガの連携で左サイドから崩すなど、前線とのコンビネーションも少しずつ合っている様子が見られたが、崩しきれず、リオ・アベの最終ラインにはじき返される。

 こうして前半は追加点を奪ずもどかしいポルトに対し、ホームのリオ・アベは4バックから3バックに戦術を変更して1点を狙いに出る。

 そして63分、リオ・アベのメヒディ・タレミがポルトDFの裏を取って飛び出し、GKをかわして同点ゴール。しかし、これはVAR判定によってオフサイドと判定され、無効となっている。

 一進一退の攻防が展開するなか、中島はあまりボールに触れない時間が続く、それでも要所で攻撃にアクセントを生むが、フィニッシュには持ち込めず。中島は76分にゴール前で倒されFKを獲得した直後、DFシャンセル・ムベンバと交代してピッチを退いた。

 非常に拮抗した試合となったが、アウェーチームが前半に奪った虎の子の1点を守り切って、勝利をもぎ取っている。また、リーグ戦6連勝と勝ち星を伸ばした。

 ポルトは、現地時間10月3日にヨーロッパリーグ第2節でフェイエノールトとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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