FC東京が勝点1を積み上げ首位の座を死守! 17位・松本とのアウェー戦は0-0ドロー決着

2019年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本が健闘! 72分にはFW永井龍のシュートがクロスバーを叩く

FC東京のディエゴ・オリヴェイラと松本の藤田が競り合う。写真:徳原隆元

 J1リーグは9月29日、各地で27節の残り2試合を開催。サンプロアルウィンでは、松本山雅FC対FC東京の一戦が行なわれ、0-0の引き分けに終わった。

 前節終了時で首位のFC東京に対し、ホームの松本は降格圏の17位。対照的な両チームの激突は、ハードワークで食い下がる松本の健闘で拮抗した展開を見せる。

 序盤は町田也真人が果敢にゴールを狙うなど、松本が攻勢に出るが、徐々にFC東京がペースを掴み、三田啓貴の精度の高い縦パスから、快足を誇る永井謙佑が裏を狙うなどして松本を押し込んでいく。

 しかし、松本は押し込まれながらも自陣に堅牢を築き、ゴールを許すまでは至らない。スコアレスで迎えた後半も同様の展開となったが、徐々に松本もカウンターから好機を窺う。72分には右からのクロスをFW永井龍がコースを狙った絶妙なヘディングシュート。しかし、これは惜しくもクロスバーを直撃し、ゴールならず。

 結局、試合は0-0のままタイムアップ。スコアレスドローとなった一戦はともに勝点1ずつを分け合う結果に終わった。FC東京は勝点を53として、鹿島に1ポイント差をつけて今節も首位の座を死守。一方の松本は勝点25で、16位の鳥栖との差は依然3ポイント差となっている。
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