「40歳になって思うことはサッカー最高!」誕生日を迎えた小野伸二が伝えたメッセージ

2019年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌から琉球へ移籍した小野が移籍後、初めて感謝の気持ちと決意を綴った

8月に札幌から琉球へ移籍した小野伸二。8月31日の岐阜戦以降は4試合連続で先発出場を続けている。写真:徳原隆元

 9月27日、この日40回目の誕生日を迎えた小野伸二が、8月に北海道コンサドーレ札幌からFC琉球へ移籍して以降初めてファン・サポーターに向けて自身の公式ブログを更新しメッセージを発信した。

「皆さんご無沙汰です。どのタイミングでメッセージを送ろうかと考えてここまでなってしまいました。札幌を離れて約1ヶ月半、沖縄の環境に少しずつ馴染めてきました。札幌での時間は本当に貴重で、思い出深い時間でした」と始まり、札幌時代の関係者に感謝の言葉を述べながら、「何より、良い時も、辛い時も共に過ごした仲間。自分は本当に出会いに恵まれてきたなぁって感じてます。ありがとうございます」とその想いを綴った。

 小野は今年でプロキャリア22年目。小学生の頃から「天才」と呼ばれ、1998年に高卒でJリーグ入りすると、初年度に新人王とJリーグのベストイレブンに選出され、18歳でA代表に初招集。フランス・ワールドカップのジャマイカ戦で途中出場し、ワールドカップデビューを果たした。翌99年にはナイジェリアで開催されたワールドユースでキャプテンを務め、準優勝を果たすなど、その輝かしい実績は語りつくせないほどだ。

 クラブレベルでは、浦和からオランダのフェイエノールトに移籍し、当時のUEFAカップで優勝し、翌年にはチャンピオンズリーグにも出場。その後はドイツのボーフムや地元・清水、オーストラリアのウェスタン・シドニー、北海道コンサドーレ札幌、そしてFC琉球と数々のクラブを渡り歩いており、どのチームでもその存在感と今なおさび付かないテクニックは際立っていた。

 そんな小野伸二はブログ内でその心境を以下のように吐露した。

「40歳になって思うことは「サッカー最高」サッカーが出来る幸せをまた実感できて、楽しめてます。そんな環境を提供してくれた、FC琉球、そしてそこで出会えた仲間にも感謝です。沖縄がもっと盛り上がるように、頑張って力を注ぎたいと思います。お祝いしてくれた皆様、本当にありがとうございます。少しでも恩返しできるように、ピッチの上で頑張ります」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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