北川航也がオーストリア・カップ戦で移籍後初ゴール! 南野拓実擁するザルツブルクとの日本人対決は延長戦へ

2019年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

オーストリア絶対王者に対し値千金の同点ゴールを決める

移籍後初ゴールを決めた北川(右)。南野は2列目で精力的な走りを見せ、延長戦もプレーするようだ。 (C)GEPA pictures/ Mario Kneisl

 現地時間9月25日、オーストリア・カップの2回戦が行なわれ、ラピド・ウィーンとレッドブル・ザルツブルクが対戦した。

 この試合には、今夏にラピド・ウィーンに加入した北川航也がワントップで先発。ザルツブルク所属の南野拓実も2列目の左サイドで先発し、日本人対決が実現している。奥川雅也はベンチスタートとなり、61分から出場している。

 前半はお互いに譲らず、スコアレスで折り返した。

 試合が動いたのは50分、ザルツブルクのドミニク・ショボスライがセットプレーから直接FKを叩き込んで先制点を挙げる。ここ最近、乗りに乗っているアタッカー陣は、これで爆発するかと思われた。

 しかし、その流れを止めたのがラピド・ウィーン側の北川だった。これまで再三ゴール前でマークを外す動きを繰り返していたエースは56分、右サイドを駆け上がってきたテシャラクス・フォンタスのグラウンダーのクロスに合わせてゴール前に走り込み、しなやかに右足の内側で起動修正し、ゴールに流し込んだ。北川にとってはこれが加入後初ゴールとなる。

 オーストリアの絶対王者であるザルツブルクを相手に、値千金の同点ゴールを決めた北川だったが、その後に接触プレーで痛めたのか、足首あたりを抱えて立ち上がれなくなってしまった。そのため、60分にフィリップ・スコベスバーガーと交代してピッチを退いている。

 ラピド・ウィーンはその後、65分に2枚目のイエローカードでひとり退場者を出したのち、90+3分にはCMFのダリボア・ヴェンミロビッチがふたりめの退場者を出した。

 90分間を1-1で終えた両チームは、延長戦に突入している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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